子供用ゲート


 

作り方
これは、作るというより改造です。

突っ張り式は取付けが簡単ですが、足元に危険なフレームが残ります。

木製は、改造が簡単です。
写真のように、2カ所を切断。
この製品は、フレームがしっかりしているので
下部のロックは無くても十分使えます。
切断面はR加工。
中古品だったので、釘穴をパテで埋め、
抜けない釘は、グラインダーで削る。

矢印の位置でカット

壁との隙間を計測して、写真のような隙間調整用の木材を作成。
(2×4の端材で作成)
壁に取り付けるビスは、中央に隠すように使用。
ビスは、75mm。
8mmのドリルで50mmくらい穴を開けてから止めると、
長いビスを使用しなくても大丈夫。
(長いとインパクトレンチのトルクもかなり必要)
それでも打ち込みにくいときは、
一度ビスを抜いてから、反対側から4mmくらいのドリルでビス穴を大きくすれば入ります。

ビスは、このくらいの位置に止まります。

隙間調整用木材を取り付けるのは、壁裏に柱のある場所で。
上下、左右の四カ所。
写真のように横からビスを打って扉を固定します。
このとき、このタイプの扉は隙間の調整をmm単位で慎重に行わないと
ロックできないので注意。
縦方向も1mmずれると×。
(位置を決めてからビスを打てばOK)

こんな感じでビス打ちして扉を固定。 完成。 開けたところ。




次は、キッチン周りの扉です。
スロープが付属していたのでそのまま取り付けていましたが、
いくらスロープが付いていたとしても、被害が増すので撤去に決定。
大人というより子供が躓いてかわいそうなので・・・。

この扉のフレームは鉄なので
まずは、グラインダーでフレームを切断。


このタイプは、下部のロックも残します。

壁際に、木材を固定します。
これは、ほどほどに厚みがあるものにしないと、
隙間調整用木材固定用のビスの長さに気を付けなければならなくなるし、
強度も不足しがち。(1×4は、やめたほうがいい)

下地のある所にビスを打つ。
化粧板の場合は、端に必ず入っています。


上下2本づつ、計4箇所ビス打ち固定。

隙間のサイズに合わせて
調整用の木材を4つ固定。


反対側も同様に。

鉄製フレームに、4mmのドリルで穴あけ。
そして、ビスで固定する。
(扉は外しておかないと、ビスが打てません。)

このくらいの位置で穴あけ。下側も。 フレームを固定。 固定完了。 完成。

ここまでで、完成としても良いが、
小指の健康のためと、切断面を隠すため緩衝材を取り付ける。
機能的に一番良さそうだったのが、
子供のころに使用したビート板(^^;
30年以上も前の代物です。
これが弾力性といい、復元力といい、最高です。
(発泡スチロールだと、おそらく一回小指を当てたら壊れます。)

キノコ型にカッターでカットし、
フレームの穴にさし込んで完成。
少し大きめに作れば、良い感じにはまります。

すでにいろいろな用途にカット済み。(^^; はめたらおしまい。


予算

ゲート(木製) 300円 
ゲート(鉄フレーム) 500円 
2×4 6F 2本 696円 
1496円

ゲートは、使用期間も短いのに高すぎるので中古で購入。(ハードオフ)
だからこそ、大胆にカットできるというもの。


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