ぶら下がり健康機


 

作り方
人間の体重を支えるため、ステンレスのパイプは最も太いものを選択。
ゲンコは、大きなものでも耐加重が10Kgほど、もともと重いものを支えることを考慮されていないようだ。
横に取り付けると本当に壊れるかもしれないので、垂直に取り付けることにした。

←ゲンコ

とはいっても天井に取り付けたのでは届かないので、
下がり壁に角材を、そして、その角材に取り付ける。

角材そのままでは目立つので、まずはヤスリがけで表面を滑らかに。
そこに壁紙を貼り付ける。
壁紙は、霧吹きなどで水に濡らすと伸びて少し大きくなる。
その状態で貼り、乾いてくるとピンと張って綺麗に仕上がる。
壁紙を合わせるときは、双方とも貼り付けて、重ねた上からカッターで2枚とも切る。
切れ端を取り除けば切り口はピタリと合う。
出っ張り角の部分は、角で切らずに折り返してから平らな部分で合わせる。

壁紙を合わせた切り口

下地のある場所を確認して、角材を壁にビス止めする。
強度がよく分からないので5箇所にそれぞれ3本づつ、計15本。多めに打ち込んだ。
ビスは、ホームセンターで90mmの物しか手に入らなかったため
角材の半分まで太いドリルで穴を開け、その奥に下穴を開ける。
この下穴も長いドリルは高いので使わず、手持ちのもので3cmほど開ける。
下穴が不十分だと木が割れてしまうかもしれないのだけど、
見えない部分なので無視。(^^;
ビスはインパクトドライバーで叩き込む。
ホームセンターの中で一番安いドライバーだったけれども十分な性能です。

ビス止め位置(左右対称ではない)
このうち柱は一番右端のみ、他は間柱にビス止め。
ビス止め断面図

本来ならこの時点で壁紙を貼るべきなのだろうけれども
何せ初めての作業で、角の多い難しいものを作業しにくい場所で・・・、というのはあまりに無謀。
ビス止めの部分は、あらかじめ壁紙を切って剥がしておき、
穴あけ、ビス止め後にもう一度貼りなおす。

壁との隙間や、壁紙の切った跡は、壁紙の補修材を塗れば綺麗に仕上がります。

げんこを二つ取り付け後、パイプを通し、最後に端のげんこを取り付け完成。

完成

なんとか、大人一人ならぶら下がってもOKのよう。
しかし、パイプもそれなりにしなります。(^^;
普段は、洗濯物がかかっています。
予算

ゲンコ×3 2640円
ステンレスパイプ38mm 2m 1080円
壁紙スポンジ 368円
壁紙のり 738円
杉90角3m 1155円
ロングビット 598円
壁紙補修材 500円位

ロングビットは、ゲンコのビス止めに使用した。
短いと電動ドライバーがゲンコに当たってしまい斜めになってしまう。

失敗
壁紙を貼るときについてしまった汚れが、2年後に既にこんな目立つように・・・
さらに、木に直接壁紙を貼ってしまったため、木材が乾燥してやせてくるとしわが・・・

横から見たところ
(写真は完成後2年経過したもの、しわや汚れが目立ってきた)
ひどい部分


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