クラッシュ歴

2000〜2001年

2000年

 4月17日

今日は、耐久にチャレンジ。
平日のイタコモータースポーツパークは、空いていておあつらえ向きだ。
マシンの調子を見るために軽く10分走行後、燃料をフルタンク積載した。
しかし、いざ走り出そうと思ったら日頃の整備不良がたたってかエンジンがかからず、
コースを半周も押しがけしたところで、息が切れてダウンした・・・。
(耐久やろうって言うのになさけない。でも押しがけはカート走行以上に疲れる。)
仕方なくコース脇で休憩していると、一台のカートが停車した。
事情を説明すると、なんと押しがけを手伝ってくれると言うじゃあありませんか!
見ず知らずの人なのに・・・、カートやっている人は気さくで親切な人が多い。
その後、エンジンのかかった我がカートは、そのままノンストップで周回を重ねた。
一度ピットに戻って挨拶をとも思ったが、
またエンジンがかからなくなるのでは、という悪い予感が頭をよぎる。

30分程走行後、金属音がしてきた。
ギア(スプロケット)が削れている音だとは思ったが、しかし、今日の走行は午前中のみ、
ここでやめてしまっては耐久チャレンジはまた後日と言うことになる。
「まだ、新しいし、この走行くらいは持つだろう。」
と、そのまま走行を決意。さらに周回を重ねる。

すり減ったタイヤを一気に使い切ることを目標にしていたため計測器をつけていなかったが、
他の車のラップタイムから換算すると、どうやら自分のベストタイムより1秒ほど遅いようだ。

燃料も残り少なくなってきた頃、1ミス! 危うくスピンするところだったが難を逃れる。
また、気合いを入れ直して走行を続ける。

後少し、後少し、と気合いを入れ直しながら走行中。突然、マシンの挙動がおかしくなった。
いつもよりスピードを落としてコーナーを曲がり、
アクセルを踏むとエンジン音だけがむなしく鳴り響き、そして、後輪がロック。
ここまでだった。ギアがすり減りチェーンが外れた。
本日の記録・・・、燃料使用量4.5リットル、連続走行時間90分。
修理費は交換部品が一万円以上、あいたたた・・・。
(リアスプロケット、チェーン、スプロケットハブ等)
どうやら100Km以上走っているなぁ。ということは、燃費は20Km/L以上!?
2000年

 10月8日

今日も元気にカート走行。
最近は、このカートも体になじんできて、ほぼ乗りこなしていると言う感じがするようになってきた。
なんと言ってもクラッシュ自体が減っているためで、クラッシュ歴も停滞中だ。
そんなとき、悲劇は突然やってくるもの・・・

いつものように高速の第一コーナーをアクセル全開でドリフト中突然車の挙動が乱れだ。
オーバーステアだ!
レコードライン上だから砂はなかったはずだが・・・?
とにかくスピンしそうなほどの勢いだったので、とっさにカウンターをあてた。
ところが、とてつもない違和感が全身を駆けめぐる。
車は体制を立て直しつつあった。どうやらスピンをしなくて済みそうだ。
しかし、その直前の動作をよく思い出してみる・・・

右にハンドルを切って・・・左手に当たりそうになって右手を一度はなしてから・・・
さらにハンドルを切って・・・またハンドルを持ったような・・・ハンドル一回転したのかな???

そして、車の体制にあわせてステアリングを戻していった。
ぐるるる・・・
ハンドルは、何のグリップ感もなく一回転して元に戻り、
カートも完全にグリップを取り戻して直進している。

カートってハンドル一回転したっけか・・・するはずがない!!!

そして悟った・・・またハンドルが壊れたと言うことを。
さすがに今回はあわてず騒がず、
冷静にぶつかるところを確認してからとにかくブレーキを踏んだ・・・
ドッカーン!!!
カートは斜めにコンクリートブロックに激突し、一回転して停止した。

今度はどこが壊れたんだと思って、ハンドルを回してみるとシャフトが全く動いていなかった。
まさかと思い引いてみる・・・すると、スポッ!
あっけなくハンドルは抜けてしまった。
その後F1ドライバーのようにハンドルを取ってカートを降りてみた。
が、むなしさだけがこみ上げる・・・
悔しがるF1ドライバーのようにハンドルを地面にたたきつけようかと思ったが
愛着のあるカートにそんな仕打ちはできようもない。

結局の所、ハンドルを留めていたボルトが中央部分からバッキリと折れていた。
これは外見からじゃ全く見えない。
数週間前、このボルトがゆるんでいるのを見つけて締め直したような気もするが・・・
どうやら定期的な交換をしたほうが良いのかも知れない。
体の方はしばらく心臓のあたりに違和感があっただけで大したことはなく、
幸いにもタイヤホイールの方も無事だったが、
車体へのダメージはフロントボックスの取り付け部だけにとどまらず
フレームにまで及んでいた。高速コーナーだったことが運の尽き。
右に曲がらない車となり・・・ついに一台目、完。

2000年

 11月19日

幸運なことに古いフレームをゆずってもらえることになった。(ありがとうございました。)
同じメーカなので、そのほとんどの部品を移植した。
ブレーキは取り付け金具の位置が異なるので2個1にした。(^^;
とりあえず、これで何とかなりそうだ。
2000年

 11月24日

今回は初の遠征。榛名まで。

今回のメンバーとは、初めて一緒に走るので少々緊張しつつも気合いを入れてコースイン。
初めてのコース、そして初めてのアップダウン。そして、このフレーム初走行。(結構無謀だ)(^^;
最初は慎重に周回を重ねてコースの特徴をつかむことにした。

下がりきったところのコーナーにはレコードラインのアスファルト上に石のようなコンクリがうってある。
この部分に外側の後輪が乗っかるか乗らないかでマシンの挙動がかなり違う。
また登りきったところのコーナーはグリップ感が無く、危うくコースアウトしそうになる。
潮来のジャンピングスポットより難しい。(^^;

そうこうする間に、エンジン音が突然変わった。
いままで聞いたことの無いような、コーンとこもった音になる。
走行しながらエンジン周りをチェックしてみるが分かるはずもない。
ま、走っていれば悪いところが壊れるだろうと安易に考え走っていると
またしても突然、キンキンキンキンと金属音!
そして、アクセルを踏んでいるのに急に減速していった。
すぐに車をコース脇に寄せてみると見た目にはやはり何の異常もなかった。
しかし、押しがけをしようとすると、後輪がほとんど回らないことに気が付いた。

ピットに戻りエンジンを開けてみるとピストンは動いて焼き付いた形跡もなかったが、
クランクがとても動かしにくい。そっちが焼き付いたらしい。

結局20周足らずの命だった・・・。(^^;
後日、エンジンのオーバーホールには上と下と2つあることを初めて知った。(^^;;;
4万円コースです。
いつかきっと全開走行してやるぞ! (T-T)q
2001年

 1月14日

エンジンのオーバーホールも終わりやっと走行できる日がやってきた。

慣らしが終わって全開走行を始めると、明らかになったことがあった。
慣らしの途中から気が付いてはいたんだが・・・左に曲がらない・・・。

どうやら、この貰い物のフレームもひん曲がっていたらしい。(^^;
仕方がないので、今回はフレーム曲げにチャレンジすることにした。
3、4メートルの鉄パイプを拾ってきてテコの原理で力を込めた。
すると、少しだけ左に曲がるようになった。

こんどは、テコの原理でガンガンやってみた。
すると、やりすぎて右に曲がらなくなった。(^^;
しかし、しばらく走っていると徐々に右に曲がるようになってくる・・・
難しい・・・

そのうち、ちょうど良くなるかも知れないのでしばらくこのまま乗ることにした。
2001年

 9月8日

結局のところ車のバランスは戻らなかった。
7月に入ったところで、前のタイヤが先に無くなった。
やはりアンダーなのだろう。今までは、前後同時に無くなっていたのだから。
そして、この機会にこのフレームに見切りを付けて中古車を購入することにした。

エンジンはそのまま使おうかとも思ったが、榛名遠征の件もあったので、
スペアとして用意して置く事にした。
フレームはKOMBI
エンジンは新品のPRD。前のKTよりはパワーもある。
今日はそのエンジン慣らしの日だ。
そして、久しぶりのイタコモータースポーツパーク。土日に来るのも久しぶり。

今日は至る所でスピンしたりコースアウトしたりしている人が多かった。
慣らしなので、後ろを気にしながら走っていると4台のカートが勢いよく追い越していった。
先頭はどうやら初心者っぽい人だった。
いくつかコーナーを曲がると、さっき追い越していったカートが3台も仲良く(!?)コースアウトしていた。
波乱の幕開けだった。

一緒に慣らしをしていた人は慣らし中になんとエンジンが焼き付いてしまう!
PRDエンジンの扱いにくさを目の当たりにする。

自分の車はと言うと、中速慣らしに3回失敗する・・・なんで(^^;
しかし、高速慣らしの段階で、前の車でのベストレコードいとも簡単に1秒近く更新してしまう。
PRDエンジンのパワーを目の当たりにする。
おかげさまで、慣らし中に体力が限界となる。
ゆっくり走ったら慣らしにならないし、まして止めて休憩することもできず、
スピン・コースアウトなんてもってのほか・・・歯を食いしばって走行した。(^^;

休憩中にものすごい音がして、目の前でカートが宙返りしていた。
壁をこび越えて隣のコースまで飛ばされる大クラッシュ!
たまたまノーズから着地したので、ドライバーには大した怪我もなかったらしく
ふらつきながらもすぐに立ち上がったので一安心。
本日お騒がせの初心者軍団らしい。なんて命知らずな・・・。
しかし、あの勢いではフレームが曲がってしまったかも知れない・・・。

今日はジュニアが多かったので一時間の内20分はジュニアの走行時間に当てられた。
しかし、ジュニアが走り出すと15分頃に決まって雨が降り出す。
そして、20分経つ頃にはちょうど雨が上がるという・・・だれかとんでもない雨男がいたに違いない。

最後の走行時間は4時半までだったのでジュニアの走行時間が減らされた。おかげで
自分が走行するときに雨が降り出した。
初めてのウェットコンディション。本当に曲がらなかった。
まっすぐ・・・、どこまでもまっすぐ・・・。何度もコースアウトしかかる。(^^;
結局雨も上がる頃には、燃料も体力も無くなって全開走行はお預けとなった。
近い内に、もう一度来ることにしよう。
2001年

 10月14日


最近少々アンダー気味。
もう前のタイヤが無くなってグリップが落ちてきた感じだ。
買ったときに付いてきたタイヤだから前がよく減っている。
速くはないが、ドリフト気味に後輪を使って走っていた。
ま、これもドラテクを上げる練習にはなるだろう。

最初の走行が終わってから気が付いたことに、どうも脇腹がいたい。
おかしい?いつもならこの程度であざになるはずは無いんだが・・・。
しかし、打ち身の一つや二つでやめていたんではカートはできん!
そのままガソリンがつきるまで走行した。

家に帰り、風呂場で脇腹を眺めてみる・・・?しかし、あざにもなっていないし腫れてもいない。
数日後、まだ痛かった。それもさわったときではなく、
咳やくしゃみ、起きあがるときや寝っころがる時、そして、笑ったとき・・・まさか、骨!?
数人に聞いてみると、あばらにひびが入ったことのある人は皆言った。「ひびだろう。」
医者に行っても何もできないことは承知なので、行かないことに決定。
一ヶ月半安静にしていることにした。

しばらくして、気が付いたことにどうも痛い場所がよく分からない。
恐る恐る痛いところ周辺を触診してみる。痛っ!!
場所を突き止めて見たもののどうも時々、別のところが痛いような気がしていた。
恐る恐る別のところ周辺を触診してみる。痛っ!!
これは・・・、どうやら8cm背中側にもう一カ所あるらしい。
ま、一カ所も二カ所も同じ事、安静にしていることにした。

とは言ったものの、そんな長い間じっとしていられるはずもなく
痛みが少し引いたところで早速、ボウリングに行く。・・・これは行ける。
味を占め、次にカラオケに行った。・・・これは死ぬ。(笑)
少々懲りて、痛みがだいぶ引いたところで、ザウスへスキーに行った。・・・これは行ける。
味を占め、次にテニスに行った。・・・これは死ぬ。(爆)
今度はせっかく引いた痛みが少しぶり返してしまった。調子に乗っては行けない。(^^;

無理はいけない。カートはしばらく自粛する事にしよう。

 

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