楽しい改造講座


ボールベアリングにする 効果:大
効果:
フリクションロスの低減による高速化。

これは、必ずやりましょう。かなり違います。ここまで変わると、走行時間やモーターの発熱の度合いにまで影響します。音も静かになります。

ギア比の調整 効果:大
効果:
最高速度の向上または、立ち上がり加速の向上。

通常キットに標準で設定されているギア比は、そのキットの対象者にあわせてあります。
初心者向けの場合は、スポーツチューンモーター、上級者向けはストックモーターなど。
540モーターは、ほかのモーターよりも低回転、低速トルク型です。
そのため、そのままではあっという間に加速し、最高速が頭打ち状態で走ることになり、はっきり行って遅いです。
540モーターを使用する場合はギア比を上げましょう。
田宮のキットであるならば、オプションパーツで最大のギア比にしましょう。
そのギア比は540モーターのためにあるようなものなのですから。(^^;
その代わり、モーターが発熱するようになり走行時間も短くなりますが、速いほうがいいに決まってます。

グリップのいいタイヤにする 効果:大
効果:
コーナリング速度の向上。

いわずと知れたことですね。(^^;
まず、コーナー突入速度が上がり、タイヤのグリップもあがるので、ブレーキ時間が短くなります。
ということは、ブレーキングポイントがよりコーナーに近くなり、突っ込み勝負に強くなります。
また、コーナー脱出速度も高くなるので、その分加速しなくてもすむようになり、ギア比を上げて最高速度を上げることができます。
コーナーでも速くなり、ストレートでも速くなる…効果絶大。
ただし、砂の浮いたような路面では、その差が出にくい場合もあります。

軽量ドライブシャフトにする 効果:小
効果:
バネ下重量の低減によるタイヤの路面追従性の向上。
駆動部品の軽量化による加・減速性能の向上。

ドライブシャフトを軽量の物に交換する事により、軽量化を行う。回転部品なので、加・減速の性能向上が見込める。また、サスペンションの動きがよりスムーズとなり、コーナーでの安定感が増す。値段も手頃。ただし、目に見えて速くなったという感じはしない。

ユニバーサルスイングシャフトにする 効果:小
効果:
フリクションロスの低減による高速化。
ドライブシャフトが脱落しなくなる。

540モーターでやっている限りクラッシュの衝撃はあまり激しくないので、ドライブシャフトが脱落するなんてことはまず無いでしょう。値段もそこそこするので、値段の割には速くならない。

チタンビスにする 効果:小
効果:
軽量化による加減速性能の向上。コーナリング速度の向上。

軽量化は、大々的に行わないとその効果を実感するのは難しいと思います。
チタンビスにするならほかの軽量化とあわせて徹底的にやりましょう。
個人的に、軽量化は最後の手段だと思っています。

高価なアンプにする 効果:中
効果:
アンプのロス抵抗減少による加速性能の向上。

アンプには少なからず電気抵抗があります。
モーターを駆動させるために電流を流せば、7.2v全てがモーターにかかるわけではなく
アンプのロス抵抗により電圧が下がります。
より電流量が多いとき、つまり低速回転時に下がる電圧が大きくなるため
このロス抵抗を少なくすると、加速が良くなります。

これは、より大きな電流を流すターン数の少ないモータを使用するときに大きな効果となりますが
540モーター程度では、それほどの効果はありません。

逆に高価なアンプは全て高周波アンプです。540モーターは低周波アンプの方がよいという話もありますが
その辺はよく分かりません。(^^;

ザップド処理されたバッテリーにする 効果:大
効果:
電圧上昇による加速性能の向上。それ以上に最高速の向上。

高価なバッテリーは大抵ザップド処理されています。
この処理を行ったバッテリーは放電電圧が上昇します。
すると、モーターにかかる電圧も上昇し、加速性能、とくに最高速が伸びるように感じます。

スーパーナロータイヤにする 効果:小〜中
効果:
最高速の向上。

タイヤが細くなると路面との接地面積が減るため路面との抵抗が減ります。
そのため、最高速は伸びるようになります。
特に、前後のタイヤにトー角が設定されているものは、効果が大きくなります。

但し、その分抵抗が減ると言うことは、コーナーリング速度が遅くなるので
コースによっては逆効果になることも考えられます。

 

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