月下、ちょっくら家出してみました。
さて、今回の月下は、かるく家出をしてみました〜 うふ♪(* ̄ー ̄)v ”うふ♪” じゃねぇよ・・・・という声が聞こえてきそうですが、まぁ、そういうことです。
原因は姑ちゃんとの喧嘩・・・・ありきたりで、面白味に欠けますね。どーもすみませんね。でもこればっかりはしょうがないです。堪忍してください。
そもそも、事の発端はといえば、もう、思い出すだけでも馬鹿馬鹿しくなるようなことで、小さなキッカケが、ちょっとした言い争いを引き起こし、ちょっとした言い争いが、かなりイイ感じの喧嘩となり、怒り心頭で月下が家を飛び出した!!・・・・のかというと、そうでもなく(あれっ?)、言わなくていいようなことを口走った上、グチグチといつまでもウルサイ姑ちゃんに嫌気がさして、まぁ、『家出』 というよりは、『逃亡』 といった方が正解なわけであります。
しか〜し。
・・・・ただコソっと出て行くだけでは、つまらないですよね? ヾ(ー ー )ォィォィ…
せっかくの家出ですから。そうそうあるチャンスじゃありませんから。ここはひとつ、ない知恵をギュギュッと絞って、ローリスク・ハイリターンのステキな家出でなくては!!
・・・・と、にわか策士となり、『ひとり作戦会議』 を繰り広げつつ行動開始(笑)。
まずは月下、いつものように、つれあいが働いている診療所に行きました。そして、姑ちゃんとの経緯を話し、『家出宣言』 をしました。
月下 : 「・・・・とまぁ、そういうわけだから。私、ちょっくら家出するね。」
つれあい : 「Σ(=д=ノ)ノ ヒョエ〜ッ!! どこに行くの?実家?」
月下 : 「いや、実家には帰らないよ。行き先は内緒。家出だから。」
つれあい : 「じゃぁ、何日くらい?」
月下 : 「さぁ。私がいない間に、おばあちゃんの話もよく聞いて上げなさいね。」
まぁ、この時点で、つれあいが月下に 「馬鹿野郎!家出なんてふざけるなっ!!」と言わなかった(言えなかった)ってことは、すでにこの喧嘩、軍配は月下に上がっていたわけですが、そんなこと、お構いなしの月下ちゃん(笑)。
それから、つれあいの目の前で、現金を10万円くらい、無造作に財布に突っ込みます。それを見て、うろたえるつれあい。
つれあい : 「えっ、えっ・・・・そんなに持ってくの?そんなに遠くまで行くの?」
月下 : 「何があるか、わからないでしょ?・・・・家出なんだから。」
つれあい : 「え゛〜〜・・・・ (T□T) 」
診療所を出た月下は家に戻り、息子が学校から帰ってくるのを待ちながら、家出の支度。”おやつは500円までかなぁ?バナナはおやつに入るのかなぁ?”ってな調子で、準備は着々と進みます。あ、そうそう。ネットでホテルも調べて、電話して、予約も完了!!月下にしてみれば、勝ち戦の打ち上げみたいなもんですから(笑)、全然気楽なもんです。そこへ息子、帰宅。
月下 : 「あのさぁ、ママ、ちょっくら家出するから。」
息子 : 「え〜〜マジ?何処へ?」
月下 : 「○○ホテル・・・・これは内緒ね。」
息子 : 「オッケー・・・・で、いつまで?」
月下 : 「明日、君が学校から帰ってくるまでには戻ってるよ・・・・これも内緒ね。」
息子 : 「オッケー・・・・で、どして?」
月下 : 「おばあちゃんと喧嘩したから・・・・これは別に内緒じゃない。」
息子 : 「 ( ̄m ̄〃)ぷぷっ… オッケー。」
息子が不安に思うと可哀想ですからね。息子には、行き先も期間も教えて、準備完了。塾から帰ってきた息子を、診療所のつれあいのところへ連れて行き、月下、家出の旅に出発であります・・・・っつうか、これって家出っていうのか?(笑)
コンビニで、お菓子やら、ビールやら、何やらかんやら買い込んで、ホテルにチェックインしたのが、20時頃。わ〜〜、10万円も持ってるくせに、しょぼいなぁ〜(笑)。
だって、ひとりで大金使ってみたところで、楽しくも何ともないじゃないですか?だから、いいんです。
ひとりでのんびりお風呂に入ったら、缶ビール片手にベッドにひっくり返って、持って行った本を読み、家出を知った友達からメールが来て、励まされたり、羨ましがられたり(!?)、『今度は一緒に家出しようね』 ・・・・って、なんじゃそりゃ?な話になって、ひとりクスクス笑ったり。
あ、息子から一度、電話がかかってきましたよ。
息子 : 「あ、ママ?そっちはどう?」
月下 : 「うん、まぁねぇ〜〜・・・・結構イイ感じ♪」
息子 : 「そっかぁ〜・・・・あ、パパが来たから切るね。ヾ(≧▽≦)ノ イヒヒ♪」
そんなことをしながら、いつもより少し早く眠りにつき、朝は優雅にシャワーなんか浴びて、コーヒーを飲んだり、ゆっくり化粧をしたり。10時、チェックアウトしたところに、実家の月下ママから電話が・・・・
月下ママ : 「どう〜?元気にしてるぅ?」
月下 : 「うん、超元気だよ・・・・若干家出中だけどねぇ〜〜♪」
月下ママ : 「 (≡д≡) ぇ…」
仕方がないので簡単に経緯を話し、「まぁ、月下相手に喧嘩しちゃ、ダメよねぇ〜」 などと、妙な事を言われ(笑)、「そんなことよりねぇ〜、ママ、同窓会に行ってきたのよぉ〜、そしたらねぇ〜・・・・」 と、話題は月下ママの同窓会のことに。『もしもし?お宅の娘さん、家出中なんですけど、そのへん、どうなんでしょ?』 という感じで、まぁ、さすが私の親!!ブラボー!!・・・・という感じであります。
同窓会の話をひとしきり聞かされた後・・・・というか、携帯のバッテリーがなくなって電話が切れたので(爆)、診療所に向かいました。
つれあい : 「 (T∇T )( T∇T) お〜〜!!おかえりぃ〜〜!!」
月下 : 「うん。ただいま。」
つれあい : 「帰ってこなかったら、どうしようかと思ったよぉ〜」
月下 : 「 ( ̄ー ̄) ニヤリ…」
つれあい : 「あいつ(息子)も ”ママ、何処行ったの?いつ帰ってくる?”って・・・・」
月下 : 「 ( ̄m ̄〃)ぷぷっ… そう?」
つれあい : 「うん。」
月下 : 「あの子は知ってたんだけどねぇ〜・・・・居場所も、帰ってくる日も。」
つれあい : 「・・・・ Σ(=д=ノ)ノ ヒョエ〜ッ!! じゃぁ、俺は・・・・」
月下 : 「・・・・騙されちゃったかなぁ?」
つれあい : 「なんなら、ココ(診療所)に泊まってもよかったんだよ。」
月下 : 「イヤだよぉ〜。ここ、エステもマッサージも、ないじゃん。」
つれあい : 「あ・・・・そんなん、してきたんだ。 ( ̄∇ ̄;) あはは…」
※本当は部屋で缶ビール飲んでただけです。
月下 : 「ホテルって、高いのね〜、宿泊料8万円だって!!ビックリした〜」
つれあい : 「は、は、8万円〜〜!? Σ(=д=ノ)ノ ヒョエ〜ッ!! 」
※本当は素泊まり 5.800円のビジネスホテルです。
月下 : 「うん。でも、ベッドは1つの部屋で良かったね、今思えば。」
つれあい : 「ツ、ツ、ツインだったのぉ〜〜?? Σ(=д=ノ)ノ ヒョエ〜ッ!! 」
※本当はおそろしく簡素なシングルです。
月下 : 「お金、全部使っちゃったけど・・・・しょうがないよね?」
つれあい : 「・・・・しょうがないよ、しょうがないよ。家出だもん。(T∇T )( T∇T) 」
※本当は1万円で充分お釣りがきました。
月下 : ”((o_ _)ノ彡☆ギャハハ!! バンバン!! ←月下のココロの中”
つれあい : 「もう家出しないでね。月下の家出、お金かかる・・・・(T-T ) うぅ…」
つれあいの話によれば、姑ちゃんはひどく反省して、部屋で布団を被って泣いていたそうです(・・・・っていうか、つれあいが姑ちゃんに 『月下は家を出ました』 なんて大袈裟なメールを送るからいけないんだろ・・・・ ( ̄∇ ̄;) あはは…)。
まぁ〜・・・・そーだろな、そーだろな。反省くらい、するだろーな。後悔だって、するだろーな。当たり前だな。相手が能天気な月下だから、ちょっくら家出〜♪とかで済んだけど、普通なら、別居だ!!離婚だ!!って騒ぎになるような話だからな。へへっ。
・・・・とまぁ、これが、第1回 『月下家出騒動』 の顛末であります。
・・・・ってことは、第2回もあるんですか?って、今ちょっと期待しちゃった?それはどーかな。これに味をしめて、またやっちゃうかもな(笑)。
まぁ、『家出』 というよりは、単に 『不在』 だったというだけのような気もしますが(笑)、それでも、ちょっとしたイベントでございました。これからは、誰かが逃亡したり、お布団被って反省したりするような事態にならぬよう、家族みんなで仲良く暮らしていきたいと思います。
ちなみに、持って出た現金10万円の行方は、というと・・・・もちろん、つれあいには内緒で、こっそり銀行の口座に戻しておきました。
ふふふ・・・・( ̄ー ̄) v ピース。
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