ちゃきちゃきって・・・・なんだ??





今でもピアノのレッスンに通っている月下。
そんな月下の、先日のレッスンでの出来事・・・


月下は今、ワルトシュタインという曲を練習しています。この曲はベートーヴェンが作りました。ベートーヴェンがウィーンへ出て、研鑚を積もうという時、そのパトロン的存在だったのがワルトシュタイン侯という人物で、この曲は彼に捧げられた曲です。

・・・・というのが、前置き。


「月下さん、ワルトシュタイン侯とは、どんな人物だったと思いますか??」

という、先生の質問。

「えっっ・・・・(そんなこと、急に訊くなよ・・・こっちは鍵盤ひっぱたくのに必死だよ)えっと・・・・」

困った月下の口から思わず出た言葉は、

「えっと・・・・ちゃきちゃきの・・・・」

      ”おい月下!!なんで 《ちゃきちゃき》 とか言ってんだよぉ・・・
                 《ちゃきちゃき》 ときたら、アレしかないじゃんか・・・”

「ちゃきちゃきの・・・・」

「ちゃきちゃきの・・・・なんです??」

「・・・・・・・・・・江戸っ子。  llllll(=_=;)llllll 」  言っちまった・・・(T∇T) ウウウ


馬鹿だね、アタシは。つくづく馬鹿だね。なにが 《ちゃきちゃきの江戸っ子》 だよ。
そんな外人どこにいる??


「・・・・ちゃきちゃきの江戸っ子にしては、ずいぶんバター臭い名前ですね・・・・」

答える生徒が生徒なら、先生のコメントもよくわからんよ。

「・・・・はい、それでは104小節の左手から、見てみましょうか。」

なんだよぉ。それでおしまいかよぉ。んじゃぁ、あんなこと訊くなよぉ〜〜・・・。


そして、無事にレッスンも終わり、帰りの車を飛ばしながら、月下はふと思う。

     『ちゃきちゃきって言葉は、江戸っ子についてしか使わないんだろうか??』

ちゃきちゃきの納豆とか、ちゃきちゃきのブロードバンドとか、ちゃきちゃきの黒猫とか・・・・そもそも、ちゃきちゃきって、なんだ??

・・・・なんなんでしょう??

というわけで、『これはちゃきちゃきです』というものがあったら、どうか教えてください。



■オマケ■
ちゃきちゃきの江戸っ子発言はあのまま闇に葬られたとばかり思っていたが、数日後、同じ先生のところに通っている友達からメールが来た。『月下、ワルトシュタインつかまえて、ちゃきちゃきの江戸っ子はないでしょうよ(爆)』
先生、涼しい顔してたくせに・・・・しゃべったね。 ムカ・・・(-_-メ)