お弁当お弁当、らんらら～～ん♪

弁当箱に入れられるものって、制限されるじゃないですか。汁気の多いものはだめでしょ（漏れるしね）、ナマモノはだめでしょ（腐るしね）、汁物はだめでしょ（こぼれるしね）、納豆はだめでしょ（クサイしね）、コアラのマーチもだめでしょ（オカズじゃないしね）････毎日毎日スーパーの中をウロウロしちゃいますな。

月下も、学生時代には月下ママにお弁当を作ってもらっていました。きっと月下ママも、いろいろ悩んで考えて、作ってくれていたんですよね～。

月下ママはお料理が上手で、お弁当もいつも美味しくて、変なものが入っていてギョッとした経験もないんですが、時々、オモロイお弁当を持ってきてる友達は、いましたよねぇ～～。

タッパに、ですね、入ってるわけですよ。あのぉ～････素麺が。茹でられて、水を切られて、お互いにねっこりとくっついて団子のようになった素麺、ですね。えぇ、だいたい皆さんが想像しているとおりのシロモノですわ。それがね、タッパにみっちりと入ってる。

でね、ちょうど蕎麦猪口くらいの大きさの別のタッパに、麺ツユが入ってるわけ。

という雰囲気まんまんなわけですが、そんな私たちを尻目に、彼は教室の後ろにある流し台で、団子状態の素麺を水に通し、見事蘇生させて食べ始めました。

蓋を開けた瞬間の、あのパッと見のダメダメ感と、復活後の、あたかも何もなかったかのような『はい？いやいや、フツーに素麺ですけど？何か？』的な振る舞いの、そのギャップが可笑しくて。

ラップで包んだ刻みネギが添えられていたのも印象的でした。そんなところにちょっとした気配りが出来るんなら、なんかオカズもつけてやれ！････っつうね(笑)。

それとね、ちょっとぽっちゃりした女の子がいて。別に、気にするほど太っているわけじゃないんですよ。ちょっと可愛らしいな、という程度にふくよかな感じ。

でも、そのくらいの年齢って、過剰に気にするじゃないですか？そういうことを。人が、じゃなくて、自分が、ね。

「こんなに前髪短く切っちゃったら、恥ずかしくて学校行けないよ～～」とか言って、大騒ぎするんだけど、実際登校してみると、前髪を切ったことにすら誰も気付かない････みたいな（あ、それアタシだ）。

でね、その子のお弁当がね、これまた見てるとこっちの食欲が失せるようなシロモノでして。きっと、ちょっとぽっちゃりしていることを、すご～～く気にしていたんですよね。

なにしろ、弁当箱半分に紫色の海草（名前、何ていうんだろうな）、残り半分のスペースに茹でたシメジ。llllll(－－；)llllll 月下はキノコ類が苦手なんで、とくにテンション下がるわけですが、そうでない人が見たってかなり異様なお弁当でしたよ。

他にもいくつかパターンがあって、『紫色の海草＆トウモロコシの缶詰』とかね。『紫色の海草＆緑色の海草』とかね（････って、全面海草じゃんっ！！）。

タッパに素麺の男の子には、「やだぁ～、何それ？食べられるの？団子みたくなってるよ～！！(≧▽≦) ウキャキャ」って、笑って話も出来たんですが、この海草＆キノコ弁当の彼女には、なかなかその話題を持ち出せなかったですね。ダイエットを考えているのだとすれば、『茶化したら悪いな････』っていう気分と、あとはもう、ただ単に『････怖いな。 (T-T ) 』っていうのと、ね。

まぁ、そんなこんなで（どんな？）、時は流れ、時代は移り、今は凍ったまま入れると食べるころには丁度とけて食べ頃になるっていう便利な冷凍食品もありますね。月下はまだ使ったことないんですが、息子の友達のお弁当に入っていたらしいです。

そういえば、息子のお弁当を作るようになって、つれあいのお弁当もちょっとボリュームアップしました。育ち盛りの子供のお弁当と一緒に作るわけですからね。気をつけてはいますが、まぁ、しょうがないか････と思っていたら、あれ、ちょっとつれあい太ったかな。顔がまぁるくなったかな。