これがなくては!月下の愛用品 その1 -サングラス-





私はサングラスの愛好者だ。愛好者を通り過ぎて、生活必需品である。外を歩くとき、車の運転をするとき、夏でも冬でも関係なく・・・・である。


なにしろ、眩しがり屋さんなのだ。
左目がひどい乱視ではあるけれど、近視はたいしたことなく、極端に視力が弱いわけではない。いつも目を凝らしていないと見えないというわけではないのだが、眩しさのせいでいつも眉を寄せているので、眉間に1本、縦線が入っている。前髪で隠れてはいるものの、若いのに気の毒である。
(月下さん、ぜんぜん若くないですから・・・ ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ・・・)


高校生の頃、眼科にかかったら、調節衰弱という病名らしきものがついた。遠近、明暗などの状況の変化に、瞳がついていけないのだそうである。特に、収縮が苦手らしい。
そんなことってあるのだろうか?よくわからないけれど、道理で眩しいわけである。
「まぁ、体質だと思って下さい」 みたいなことを言われた。つまり、「治りません」 という話だ。


以来、乱視の眼鏡と同じ度を入れたサングラスを愛用するようになった。


サングラスをかけていると、みんな無遠慮に人の顔をじろじろ見る。私の視線を感じないために、私に見られているということに対して、ひどく鈍感になっているのだろう。いや、無防備になっていると言った方がよいかもしれない。


コミュニケーションの第一歩は、言葉をかけることでも、握手をすることでもなく、視線を合わせることなのだな、と思う。人は、互いの目を見ることで、相手を人格のあるひとつの存在として認識するのかもしれない。


・・・・・なんて思う、今日この頃である。


ところで。
そんな私を見て、「そっかぁ〜サングラスも悪くないねぇ・・・」と常々言っていた友達が、先日、「せっかくかけるなら、と思ってさぁ・・・どうかなぁ?」と、黄色いフレームに茶色いレンズの入ったサングラスをかけて待ち合わせ場所に登場した。
嘘みたいでしょ?でも、本当です。
月下は正直者なので 「ん〜〜っ・・・ごく控えめに言って、キチガイみたいだよ。」 と教えてあげた。そうしたら、「・・・これ、月下に売るよ。」だって。


いらねーよ。絶対いらねー。タダでもいらねー。