シンプル・ライフといえば聞こえはいいですが。





自分で言うのもナンだが、月下はあまりお洒落さんではない。


いつも大体同じような服を着ているし、ファッション雑誌なんて読まないし、流行なんて何処吹く風・・・ってなもんだ。どうだ、参ったか!!(いや、別に・・・)


ちょっと、私のクローゼットの中を覗いてみると・・・・
濃紺のジーンズ、白いワイシャツ、黒いセーター、白いTシャツ・・・・あまりにも基本的なアイテムが、デザイン違いで何枚もある。道理でいつも同じような洋服ばかり着ているわけだ。ちなみに靴は、黒いブーツ、真っ赤なサンダル、スニーカーはニューバランス、が基本。


・・・というわけで、私の結論。(も、もう結論??)

『いろんなものを持っていても、結局気に入ったものしか着ないじゃないか!!』


ある日、クローゼットを片付けながら、突然その事実に気づいた。
そこで、洋服をはじめ、身辺の大掃除をしてみた。そうしたら、あらかたゴミだった(笑)。処分してしまっても、全然困らなかった。私は、大切なわけでも、必要なわけでもない、あまりにも多くのわりとどーでもいいモノを、どっさりと所有し、それらのモノに縛られてさえいたことに気づいた。


以来、私は買い物をあまりしなくなった。本当に気に入ったものというのも、どうしても必要なものというのも、冷静に考えると、決して多くはないものなのだ。


必要なものが、必要なだけあれば、充分。お気に入りのモノとは長く付き合いたい・・・・シンプル・ライフ、あるいはミニマム・ライフといえば聞こえはいいが、平たく言うと、生活が地味ィ〜〜になったのだ。でもそれは、私の身の丈にあった生活のように思える。私って人間は、存外地味な人間なのだろう。(なんだか、こうやって改めて書いてみると、しみじみしちゃって・・・・やだなぁ。llllll(=_=;)llllll そっかぁ〜〜私ってやっぱり地味人間だったんだよなぁ・・・笑)


私みたいな人間が増えると、日本経済はさらに傾くんだろーな・・・・といらぬ心配までしてみるが、どうやらこういう人間は少数派らしいので、ひとまず安心だ(なんのこっちゃ!?)。