月下、セックスについて大真面目に考えた。





本日の議題はセックスであります。


月下の知っている人に再婚同士の御夫婦がいます。御主人の連れ子が4人。奥さんの連れ子が2人。そのうえ、奥さんは只今妊娠中。


4+2+1=7


ですね。すごい子沢山ですね。うちは一人っ子なので、ちょっと羨ましいです。

しかし、子供がたくさんいると、大変なことも多いじゃないですか?ましてや7人となれば、それはもう、大変でしょう。
小さいうちはいいですよ。でも大きくなったら、やれ高校に行きます、やれ大学に行きます、私立に行きたいです、二十歳になりました、お祝いしましょう・・・・って、そんなもん、お金がいくらあっても、足りません。それが現実です。


しかし、ですよ。


セックスする時、そんなこと、考えますか?ってお話です。
いざ出陣(?)って時になって、そんなことはたぶん考えない。「あ〜〜・・・これでやっちゃって、妊娠しちゃって、子供が産まれたら、いろいろ大変なんだよなぁ〜〜学費はかかるし、家は狭いし・・・・」 なんてね、男も女も、たぶん考えない。でもって、誰もが、目の前の快楽に手を伸ばしてしまうわけです。


つまり、セックスが気持ち良いというのは、先々の余計な、諸々のことを考えさせないための麻薬なんだと思うんですよ。女なんて、その上、妊娠したら産まなきゃならないんですからね(当たり前だ)。あのお産の苦しみを味わうのかと思ったら、普段の冷静なときなら、「お〜〜やだやだ」 と思うのが普通ですよね。なのに、いざシチュエーションが整うと・・・・忘れる(笑)。


これはもう、人間が、いや、生き物が、種を残すために、遺伝子に組み込まれた麻薬ですね。実に巧妙ですね。神の手、恐るべし。


それとですね、セックスをすることに、子作り以上の意味は、果たしてあるのか?という謎。セックスっていうのは、子供を作るためにするんですよね、当然。少なくとも月下はそう思ってる。


なのにみんな、「相手のことが好きだからする」 って言いますね。「夫婦だからする」 って人もいる。「セックスが好きだからする」 って人もいる(笑)。まぁ、これはいいですけどね。アトラクション感覚で楽しんでいただくことにして。「彼との距離が縮まるからする」・・・・あほか。距離は縮めてからセックスしましょう。


つまり。


「相手のことが好きだから(子供がほしいので)セックスする。」

「夫婦だから(子供がほしいので)セックスする。」


この、一番大事な 『子供がほしいので』 っていうのが、すっぽり抜け落ちているような気がするわけです。


セックスは、相手のことが好きだからするものでも、夫婦だからするものでもないと思うんですよ。過程がどうあれ、セックスは子供を作るためにするものであって、それ以上でもそれ以下でもないような気がするのですが・・・・でも、この考え方は、極めて少数派なんでしょうな。それも、若干間違った考えかもしれないので、大きな声で胸を張って言うのは、やめておきます。


そういえば、この間本屋さんに行ったら、”セックスレスなんて、気にしないで大丈夫です” みたいな本が売っていたんですよね。最初から全然気になんかしていないのに、”どんまい” くらい言われると、なんか、いや〜〜な気分になりますね(笑)。
(申し遅れましたが、月下は筋金入りのセックスレスです。つれあいに言わせると 「月下は新古車だから、高く売れる」 んだそうです。なんだそりゃ??)


ここから先は余談ですが・・・・(っていうか、全部余談みたいなものなんですけど)


月下がつれあいに出逢ったのは18歳の時で、「月下が男でも、月下のことを好きになったと思う」 って言われたときに、「あ〜〜私、この人と結婚するんだな」 と思いました。その5年後に、やっぱり結婚したわけですけどね。


まぁ、うちの夫婦が良いか悪いかはさておき、男であったり、女であったりする関係を越えて、その先にこそ、本当の意味での人間関係があるんじゃないかなぁ・・・・なんてね、思いますよ、新古車の月下としては(笑)。どうなんでしょうね。