あれって、コンダラっていうんだぁ〜・・・知らなかったなぁ。





月下が高校生の頃のこと。


体育の授業でテニスがありました。月下はこの手のスポーツとは縁遠い人間なもので、「あ〜〜・・・イヤだなぁ〜」 なんて思いつつ、まぁ、とりあえずコートに集合しましたわな。それが、コンクリートのコートじゃなくて、なんていうんですか?あの・・・土のコートだったんですよね。軟式テニス用なのかな?なんかよくわからないけど、なにしろ、使い終わったらコート整備をしなきゃならない種類のコートだったわけです。


・・・・で、授業が終わり、コート整備をすることになったわけですが・・・・


友達の1人が先生に向かって言いました。

友達 「先生、コンダラ何処ですか?」

先生 「コンダラ・・・・ですか?( ̄。 ̄)??」

友達 「はい、コンダラです。( ̄ー ̄)v ブイ!」

先生 「コンダラ・・・・って、何ですか?」

友達 「え?・・・・重くて、大きなローラーがついてて、コート整備の時にごろごろ
     引っ張って使う、コンダラですよぉ。」

先生 「あれ、コンダラっていうんですか?先生、知りませんでした。へぇ〜〜」


皆さん、知ってました?あの、コート整備のときに使う大きなローラー、コンダラって言うそうですよ。知らなかったでしょ?月下も知らなかった。体育教師も知らなかった。これはもう、へぇボタン叩きまくりですよね?


友達 「だってぇ、巨人の星の星飛雄馬が ”重い〜コンダ〜ラ♪” って歌いながら、     引っ張ってるじゃん。」

先生 「( ̄∇ ̄;) ぇ? それはもしかして ”思い〜込んだ〜ら♪” のことですか?」


確かに、アニメ巨人の星のオープニングテーマの時、飛雄馬があのローラーを引いていたかもしれません。そしてその後ろで、”思い込んだ〜ら♪” というテーマ曲が流れていたかもしれません。


あ〜〜そうだったかもしれません。


とはいえ、可笑しさのあまり、そこにいた全員がコートに崩れ落ちましたね。先生も。
もちろんその日を境に、彼女がコンダラと呼ばれるようになったのは、言うまでもありません。


思い込みって、コワイですよねぇ〜〜・・・・ほんとに。月下にもありますよ、勝手に思い込んでたこと。でも、長くなったので、これはまた次回のお楽しみ・・・