私、空飛ぶの上手いです。(でも、怪獣は・・・の続き)
【ウルトラマンになる夢】をしばしば見る、という友人の話を聞いて、義姉は ”(¬ー¬) フフフ・・・” と、不敵な笑みをその口元のあたりに浮かべている。
「ふぅ〜〜ん・・・上手く飛べないんだ。( ̄ー ̄)ニヤリ。 ・・・私ねぇ、上手いよ。」
「 ( ̄。 ̄) 何が??」
「空飛ぶの。」
・・・・ンー ・・・ (-"-;) (- -)ヾ ポリポリ ・・・・
「すごいんだよねぇ〜〜私。ぱぁ〜〜〜って、高く飛べるんだよ。☆ミ(ノ^^)ノビューンって感じで。ビルなんかひらりとかわすし。もぉ、あの勇姿を君たちにも見せてあげたいね。」
・・・・まさか、こんなことを自慢されるとは夢にも思わなかった。できることなら私だって、姉貴が大空を駆け巡る勇姿を見てみたい。なんなら、下から見上げて、拍手のひとつもしてやりたいくらいだ。この際、人間サイズの中途半端なウルトラマンと闘わせてみる・・・ってのも、一興かもしれない。
ところが。
後々聞いたところによると、大人が空を高く飛ぶ夢を見るというのは、『幼児性が抜け切らない』 ということの表れだそうである。大人が飛ぶ夢を見る場合、その多くは地面すれすれを低空飛行していたり、せいぜい地上数メートルのあたりを、”飛ぶ” というよりは、むしろ ”浮遊する” という感じのものであるらしい。
うんうん、なるほどね。
ちなみに、私は空を飛ぶ夢を見たことがない。 見てみたいと思うが、こればっかりは致し方ない。私は夢の中でどんなふうに飛ぶんだろう??なぁ〜〜んか、大空高く舞い上がりそうな気配である。
人のことを笑ってる場合じゃない。アブナイアブナイ・・・
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