月下、オーディションを受ける。





月下は先日、オーディションというものを受けました。三十路も半ばとなりましたが、ようやく念願のグラビア・デビューにむけて、生まれて初めてのオーディションです。


・・・・はい、嘘です (言ってて虚しい)。 ( ̄▽ ̄ i) タラー
あるコンサートの出演者を選ぶためのオーディションだったのですが、そのピアノ部門を受験しました。これがなかなか面白かったですねぇ。


そもそも、”オーディションに出よう!!” なんて無謀なことを言い出したのは月下のピアノの先生。月下より5歳年下の可愛い先生です。
最初は、「誰でも気軽に受けられるオーディションだからさぁ〜」 という話だったのですが、練習が進むにつれて、「実は、私も以前受験して、一度は落ちてるんだ・・・・」「県内のオーディションでは最高レベルなんだよねぇ〜」 と、次第に明らかになっていくその難易度の高さ(爆)。
何が ”誰でも気軽に” だって?めちゃめちゃ気ぃ重くなってきたわさ。(-。−;) フゥ…


そんなわけで、いつしか月下の目標は、『オーディションにパスする!!』 から 『とりあえず審査のステージに立つ』 へと、ランクダウン(笑)。そりゃぁ、そーだろ。○○音大ピアノ科の卒業生が落ちたオーディション、○○大学文学部日本文学科の月下が、一発で通るわけないさ。はっはは〜〜。


しかし、パスする目標は捨てたとはいえ、審査のステージに立つ以上、やはりそれなりに弾けなくてはならないわけで、結局、練習練習の日々を送ることとなりました。


でも、練習は全然苦ではなかったですね。むしろ、楽しかった。どうしてか?上達しているのが、自分でも実感できたから(笑)。長いことピアノを弾いていて、別にたいして上手いわけではないんだけど、それでも下手っぴは下手っぴなりに、スタイルのようなものがあったりしたわけですよね。「まぁ、こんな感じだろ」 みたいな、ね。
でも、今回の練習を通して、『まだまだ変わっていけるんだ!!』 っていう手応えを感じたというか。それが、楽しかったですね。


そして、いざ本番!!
さぞかし緊張するかと思いきや・・・・全然でした(笑)。月下さん、想像以上に鋼の心臓でしたね。まぁ、審査のステージに立ったら、それだけで目標達成ですからね。名前がコールされて、ステージに出て行ってお辞儀した段階で、すでに大満足(笑)。
イェ〜〜イ( ̄∇☆ ̄)v ってなもんよ。そんな感じだったから、余計に緊張しなかったのかもしれませんね。
出来も悪くなかったですよ。月下的には120%の出来でした。まぁ、周りの連中が200%の出来だったっていうのが、問題っていえば、問題なんですけど・・・・。


( ̄∇ ̄;) ハッハッハ…


結果は予定通りの残念賞(笑)。
でも、取り組みも含めてイベント的にも楽しかったし、また2年後のオーディションも受けたいなぁ〜って、思っています。お祭り気分で(笑)。


ちなみに、次なる標的はKAWAI のグレードテスト。こちらは、何度落ちても、落ちても落ちても、何度も何度も、スベってもスベっても、地味ぃ〜〜に受け続けるつもりです(どんだけスベるつもりですか??)。


あ〜〜、それから。
オーディションの2ヶ月くらい前・・・・ちょうど裏庭の更新を停止したころ、仲の良い友達に 『オーディションが終わるまで、月下は死んだものと思ってください』 というメールを打って、しばらくはほとんど音信不通だったんですね。「あの〜〜、ほんとは生きてますけど・・・・」 って言いたくなるほどの、音信不通(笑)。
ところが、オーディション当日の朝、『いよいよだね、頑張れ!!』 ってメールをくれたり、オーディションの翌日、月下のピアノを聴きに御夫婦で訪ねてきてくれたりして、嬉しかったですねぇ。友達って有難いなぁ〜〜って、しみじみ思いました。


そんなこんなで、いろんな意味で実り多いイベントでありましたとさ。ちゃんちゃん。