しょーもない特殊能力。





突然ですが、月下にはヘンな能力があります。いや、これって能力っていうのかどうかわからんけど、まぁとりあえず、そう呼ぶことにしましょう、便宜的に。


その能力とは、『人を集める能力』 なんですねぇ。いやいや、友達は少ないですよ、私は。別に自慢にはならないけど、少ないです。月下の場合は、『人の少ないところに人を集める』 という、しょーもない能力です、はい。


そのことに気付いたのは大学生の頃ですね。友達に指摘されまして。
「月下と一緒にいると、絶対に混まないようなところが、混む」っていうクレームがきまして。はっきり言って、そんなこと、月下の知った事じゃないです。


でも、複数の友達があまりにも主張するので、実験してみたんですね。図書館の一番奥の書架のところ、普段はまったく人のいないところなんですが、そこに月下がいたら、人が寄ってくるのか?っていうね。ほんと、馬鹿馬鹿しいですね(笑)。まぁ、大学生なんて、馬鹿な上に暇ですからね。とにかく、そういう実験をしました。


読みたくもない本を立ち読みしていたんですが、気付いたら、付近に人が4人もいて。いやぁ、驚きましたねぇ。こんなところに人がいるの、見たことないです、みたいな所だったんで、ほんとに驚きましたよ。


それ以来、自分でも気をつけてみると、確かにそんな気がしてくるから不思議です。


たとえば、お客さんのいない洋服屋さんにふらっと入って、買うでもなく、買わないでもなくぶらぶらしていると、いつのまにかレジに人が並んでる、とか。銀行へ行って、「よかったぁ〜、キャッシュコーナー空いてるじゃん♪」と思って、ATMを使い、帰ろうと思って振り向くと、7人くらい並んでたり。そういうことは、日常茶飯事ですね。


最近は、”ここが混んだら嫌だなぁ〜・・・・” と思うようなところには長居しないようにする、という妙な知恵も付きました(笑)。ぐずぐずしてるとだんだん人が増えてくるから(ゾンビですか?)、用事はなるべくさっさと済ませるようにしています。


まぁ、たぶん間違いなく、ただの偶然なんですが、こういうのって、なんだか不思議ですね。ヘンなオーラが出てるんですかね?(笑)