また拾ってしまいました。 (- -ノ)ノ (- -ノ)ノえぇ!? またまた仔猫を拾ってしまいました。これで我が家はとうとう、人の数と猫の数が同じになってしまいました。 2ヶ月ほど前、我が家にやってきたシエルは、診療所に迷い込んできた（あるいは捨てられていた）のを保護したのですが、今回は、ズバリ！！息子が学校帰りに拾ってきました(爆)。それも、3匹も！！さすがに、あとの2匹は里親を探して引き取ってもらいましたが、最後の1匹が、どうしても引き取り手が見つからなかったため、我が家で飼うことになりました。 しかし、しっかり息子にお灸をすえましたよ。 動物を可愛いと思う気持ちや、宿無しであることを可哀想に思う優しさは、とても素晴らしいことだが、そういう気持ちだけで、責任のもてない命に対して、安易に手を差し伸べてはいけないということを、懇々と言って聞かせました。 すべての捨て猫を飼えるわけではないのだから、自分が責任持って最期まで面倒を見る自信がないのであれば、心を鬼にして通り過ぎなくてはならないこともあるんですよね。 息子と一緒に仔猫を抱いて帰ってきたお友達にも、まとめて説教しておきました。最近の子供は、あまり大人に怒られたことがないのか？あるいは、月下がよそのお母さんより怖いのか？まぁ、どっちだか定かではありませんが、みんな半べそかいてました(笑)。 貰い手のない最後の1匹を、「もう一度みんなで捨ててくる？そんなことしたら今夜のうちにたぶん死んでしまうけれど、君たちが無責任に拾ってきた、これが結末だよ。どうする？」と言って説教しているところに、つれあいから電話がかかってきました。事情を話すと、「見殺しにするのは忍びないから、とりあえずうちで保護してあげて････」 ････神懸り的タイミングの良さであります。　(￣ー￣) ニヤリ… 「おじちゃんが電話でそう言っているけど、どうする？」って言ったら、みんな「お願いしますぅ〜〜」と、安堵のあまり泣いてしまいました。 さてさて、件の仔猫ですが。 生後1ヶ月未満（推定）のたぶん雄猫　ゞ(￣∇￣；) ぉぃぉぃ…　で、真っ黒です。シッポは長く、瞳はグレー？ブルー？なんか、そんな色です。 何を隠そう（別に隠してないけど）、月下は真っ黒い猫が飼いたかったんですよ〜♪名前はつれあいの 『サンボ』 をあっさり却下して(笑)、『ノワール（フランス語で”黒い”という意味）』 にしました。『シエル（フランス語で”空”という意味）』 に続いて、フランス語シリーズ第２弾です。シエルにノワール、語呂もいいでしょ？ まだよちよち歩きといった感じですが、果敢にもシエルに挑んでいきます。シエルは、そぉ〜〜と猫パンチとかしてて、かなり可笑しいです。でも、一生懸命舐めてあげたりして、お姐さんなところを見せています。しかしノワールがおとなしくしていないと、ヘッドロックをかけて押さえ込み、さらに抱え込んで猫キックとかしちゃって、結局月下に怒られたりします。それでも、ノワールのことが気になって仕方ないらしく、ノワールの後をくっついて歩いています。他の猫達は、「シエル、その仔猫はおまえに任せた」とばかりに、知らん顔です。いや、知らん顔して通り過ぎればまだ良い方で、どうかするとフゥ〜〜っと威嚇していますが、そのうち慣れてしまうでしょう。 まぁ、そんな感じで、我が家は猫屋敷寸前です（････っていうか、もうどっぷり猫屋敷です）。2年前に死んだハナも、きっと天国で苦笑いしてると思いますよ(笑)。 でも、小さな命と一緒に暮らすのは、悪くないもんです。はい。 ≪ エッセイ ノ 目次 へ 戻リマス