中学生保護者のみなさんへ  
 少年・少女から思春期に向かう多感な時期に、勉強や友達関係や将来のことなど、色々な局面で躓いたり、悩んだり、苦しんだりする子どもたち。彼らを温かく見守り続け、時には手を差し伸べ、適切に方向付けをするお父さんお母さん。
混迷する社会にあって、子どもも大人も大変です。
目標に向かって突き進もうとした時、応援してくれる人たちとの出会いがあり潮来高校PTA活動が生徒たちの夢や希望を実現する、何かのヒントになればうれしいです。
 潮来高校PTAは、役員と運営委員の合計数が約30名に上り地域社会が一体となり活動を展開しています。役員が終わってからも支援してくれる方も沢山いますが生徒の保護者の方のPTA参加が少ないのが少し寂しいです。もちろん保護者のなかには、仕事や介護等々で、PTAに時間を割けない方もおられますし、そういう方に無理強いをするものではありません。  そのような潮来高校PTAですが、その第一目標は、生徒達の健全育成です。この目標を忘れることなく、高校なりのPTAのあり方を追究しています。そして、県立高校が統合されるなかで厳しい競争にさらされる県立高校群のなかで、PTAや同窓会、地域社会が潮来高校を支える柱のひとつになっていると自負しています。我々PTAも価値ある高校生活をおくれるように生徒たちを支援していきたいと考えています。
また、様々な環境から子どもは学んでいくものでありますが、とりわけ周囲の大人の存在はその中でも重要な学習環境であります。したがって、大人が豊かでしなやかな感性を持ち、実生活において他者との関わりを深め、その中で喜びや悲しみ、楽しみや苦しみ等の豊かな体験をし、命と向きあうことが大切であると思います。大人たちの生や死に対する真摯なまなざしが、子どもたちに命の大切さと向き合う力を与えるのではないでしょうか。
特に、直接子どもたちと接する親や教師、地域社会にとっては、与えられた命を生きていることを自覚し、子どもたちと一緒になって命の大切さを考えようとすることが大切です。潮来高校PTAは命の大切さを教職員や保護者、地域社会と協力連携しながら生徒の成長を支援しています。