Tomb of Tsukahara Bokuden

宮本武蔵との“なべぶた試合”の逸話で知られる塚原ト伝(つかはらぼくでん　1489～1571）は、鹿島新当流の開祖。将軍足利義輝や伊勢国司北畠具教(きたばたけとものり）らの指南役も勤め、人々からは「剣聖」とうたわれました。JR鹿島神宮駅の近くには、その偉大な功績を記した碑と銅像が建てられています。また、墓は須賀・梅香寺跡にあり、剣の道を志す人たちが今も多く訪れています。なお、武蔵との試合は2人の出生した年から考えて不可能です。