鹿島小学校では毎年,3学期のスタートに合わせて校内書き初め大会を行っています。学年ごとに時間を設定し,同学年の児童が体育館で一斉に書き初めを行います。ただし,今年度はインフルエンザの感染拡大を防止する理由で,書き初め大会は実施しないことがすでに決まっています。そこで,4年生は冬休み前に学校で一度練習をし,冬休み中に家庭で1枚仕上げることとしました。今日は3組が体育館で書き初めの練習を行ってみました。
書き初めというのは,日本古来の伝統行事であり,通常は新年の抱負を文字に表すことなどを子どもたちに説明し,今日の授業はスタートしました。ただし,学校で行う書き初めはお題が共通であり,今年の4年生のお題は『晴れた空』であることも合わせて説明しました。そして,『晴れた空』には,青空のような澄み渡った心や晴天の日のお日さまのようなあたたかな心を持ち続けてほしいという願いが込められていることを伝えました。子どもたちは,みな集中し,気持ちを込めて書いていました。
まだ,新年を迎えていないため,【書き初め】ではなく【書き納め】であったかもしれませんが,有意義な一時間を過ごすことができたと思います。1組,2組も冬休み前に行う予定です。冬休み中に立派な文字を書いてくれることを期待しています。