患者様の施術例紹介

患者様の施術例紹介

頭・顔・首・肩

主訴 左肩関節運動障害
年齢 70代以上
性別 男性
病院での診断 肩腱板断裂
これまでの経過 5.6年前、ゴルフ中に肩に痛みが出て整形外科で診てもらったところ、肩腱板断裂との事で暫く通ったが湿布薬だけで様子を見ると言うことで現在に至る。
鍼灸院としての診断 肩腱板断裂
施術方針 左肩関節の動作痛の改善と可動域の拡大を目的とした鍼治療
施術内容 左上腕二等筋「長頭」というツボに30o×0.16oの鍼を刺鍼した上で、 前方後方挙上を5回繰り返す運動鍼という術式での施術を行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:35回 期間:2022年3月31日から2022年7月23日
施術後のケア 特に就寝時、冷やさないことに注意を払うよう指導しました。
 
主訴 頚腕症候群による首、肩のコリ、耳の奥の痛み、不眠、腰痛、鉄欠乏性貧血、生理痛
年齢 40代
性別 女性
病院での診断 頚腕症候群
これまでの経過 7年前、初めての出産をしたおり、子供が寝てくれず体調を崩し現在に至っている。昨年夏頃から悪化。
鍼灸院としての診断 自律神経失調症
施術方針 自律神経のバランスを整えることに主眼をおきました。
施術内容 就寝前1時間、首を曲げたときに飛び出るだいついというツボに10円玉を貼り、両乳房の間だんちゅうというツボに1円玉を貼ることを指導しました。そのことにより夜眠れるようになります。首肩のコリに対し、首の付け根左右てんちゅう ふうち4カ所に30o×0.16oの鍼を置鍼しました。腰痛改善を目的に腰部脊柱起立筋上のだいちょうゆというツボに熱さを感じたらすぐ取り去る知熱灸という温灸を行い、その他、腰の痛みが強い時や、生理前には腰部脊柱起立筋の左右4カ所に鍼を刺し、その上にもぐさを点火する灸頭鍼という方法で望みました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:15回 期間:2022年1月14日から年3月31日
施術後のケア 不眠の時は、就寝前1時間、だいつい だんちゅうというツボに11円を貼るように指導しました。
 
主訴 更年期障害に伴う、肩こり・腰痛・過食・高血糖
年齢 40代
性別 女性
施術内容 食欲異常亢進を治す目的で、左右耳の胃区、小腸区、大腸区の中から圧痛の強いツボを選び、30o×0.14oの鍼を1o程度の10分置鍼などを行いました。 免疫力アップと疲労回復を目的に腰部脊柱起立筋上の8カ所のツボに30o×0.16oの鍼を1.5p程度置鍼し、その上にお灸を焼く灸頭鍼という鍼灸の施術。腹部にたまった悪血を排除する目的で、片方どちらか太もも裏側中央の「殷門」いんもんと踵の「崑崙」こんろんというツボに30o×0.16oの鍼を2o程度10分の置鍼。
施術回数・頻度・期間 施術回数:210回 期間:2020年9月28日から2022年3月11日
 
主訴 肩の痛み
年齢 40代
性別 女性
病院での診断 五十肩
これまでの経過 1年半前から軽い痛みがあり、少しずつ傷みが強くなった。半年前に生活に支障が出るようになり、整形外科に通い始め、リハビリを受けたが治らなかった。
鍼灸院としての診断 五十肩
施術方針 卯の刻と戌の刻の時間差を応用した鍼施術
施術内容 左足首の「太渓」たいけいというツボに30o×0.14oの 鍼を10間置鍼したうえで、患部である右肩関節周囲の緊張を取るための鍼施術を行いました。患部の処置は、40o×0.14oの鍼を使用し、1o程度の刺鍼で対応しました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:16回 期間:令和3年12月17日から2月25日
施術後のケア これまで患者さん自身で取り組んでいたストレッチ法を継続することを勧めました。
 
主訴 顔面麻痺(ベル麻痺)
年齢 50代
性別 男性
病院での診断 顔面麻痺(ベル麻痺)
これまでの経過 10日位前から右側顔面が動かなくなり、鼻の検査で副鼻腔炎の可能性を指摘されています。神経内科からは、顔面麻痺(ベル麻痺)と言われています。
鍼灸院としての診断 顔面麻痺(ベル麻痺)
施術方針 患部に対する処置は、専門医から処方される内服薬や物理療法に頼ることとし、鍼灸としては疲労回復に向けた施術を主に行いました。
施術内容 左アキレス腱上の「復溜」左手関節の「経渠」右膝下「足三里」右肘外側の「天井」というツボに補法の鍼を行い、体力回復はもちろん血圧を下げる効果を期待します。
施術回数・頻度・期間 施術回数:16回 期間:令和3年11月24日から12月13日
施術後のケア 右耳の下「翳風」という経穴に長生灸(温灸)3壮を毎日すえることと、入浴時麻痺している右ほほから目にかけて温める指導を行いました。
 
主訴 回旋鍵盤の損傷、ストレートネック、坐骨神経痛(脊柱変形:左に)による腰痛。
年齢 50代
性別 女性
病院での診断 [ストーレートネック] 1992年頃から何人かの整体と針医師に言われた。特にこれに対しての特別な治療はしてもらっていない。
これまでの経過 回旋鍵盤の損傷は、2021年4月から痛み止め、吸玉療法、レーザー療法、針、フィジカルセラピーの治療をして完治はしていないが通常の生活には問題なし。ストレートネック。坐骨神経痛(脊柱変形:左に)による腰痛。
鍼灸院としての診断 回旋鍵盤、ストレートネック、右座骨神経痛
施術方針 鍼に症状が添乗しているため、東洋医学的なツボを絞り込み、同是過剰にならないよう配慮した。
施術内容 右座骨神経痛の症状を取る目的で、右足外くるぶしの下「申脈・しんみゃく」というツボに5壮の透熱灸、第4腰椎棘突起の外法2p、「大腸兪・だいちょうゆ」のツボに3壮据えました。さらに、ストレートネックによる首のコリに対しては、左後頭骨下縁「天柱・てんちゅう」「風池・ふうち」さらに左肩甲骨上下部「曲垣・きょくえん」というツボに30o×0.16oの鍼を15o刺し、置鍼術を行いました。右肩関節痛を取る目的では、右手小指の付け根「後谿・こうけい」というツボに透熱灸3壮据えました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:3回 期間:11月15日、11月22日、11月29日
施術後のケア 家庭の事情で当院への継続通院不可能のため、ストレートネックに対しては、枕の高さ、硬さを配慮、腰痛、座骨神経痛に対しては適度の休養、右肩関節痛に対しては、関節可動域改善を目的とする運動法を指導しました。
 
主訴 肩関節痛
年齢 50代
性別 男性
これまでの経過 1ヶ月前からの五十肩で来院。
鍼灸院としての診断 五十肩で医療保険での治療
施術方針 最初は、仕事の関係で週1回ずつ必ず通院していただきます。
施術内容 自宅で温灸を焼いていただきながら、患部への地平鍼を行い、その部位へ知熱灸をすえました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:24回 頻度:週1回 期間:2020年7月〜2021年1月
施術後のケア できるだけ肩関節可動域いっぱいに動かすよう指導。
 
主訴 右肩から背中、腕にかけての痺れと痛み
年齢 60代
性別 女性
病院での診断 整形外科でレントゲン撮影の結果、異常なし
これまでの経過 2週間位前から。湿布薬と内服薬を処方されているが全く変化がないので当院に来院。
鍼灸院としての診断 右首、肩、右腕の痺れと痛み、左足首の痛み
施術方針 左足の腎経と右手の大腸経が子午の関係にあるため、この理論を応用した鍼灸施術
施術内容 右首の凝りを取ることと、左足首の痛みを取る目的で低周波鍼通電療法。アキレス腱部の直接灸。右首の凝りを取る目的での鍼治療。
施術回数・頻度・期間 施術回数:24回 診察頻度:7月28日初診で同月は毎日通院して、8月に入ってから1日おきに通院し、経過がよくなって週2回になり、治癒。 期間:7月28日から9月25日
施術後のケア 腕が疲れたときは鍼灸治療を受けるよう指示。
 
主訴 五十肩
年齢 40代
性別 女性
病院での診断 腱鞘炎
これまでの経過 重たい物を持った事がきっかけで、主訴症状発症。整形外科では腱鞘炎と言われ、注射の治療を受けたが痛みは止まらなかった。ものの持ち運び、車のハンドル操作で右肘周囲の部分に疼痛を感じる。
鍼灸院としての診断 五十肩
施術方針 週2〜3回の鍼治療で治癒見込み
施術内容 病気のが深い部分にあるときは、右肘の圧痛点に置鍼を行ったうえで、患部へ接触鍼で処置し、病気が浅くなるに従い置鍼部位を、小指側の経穴(ツボ)に変えました。
施術回数・頻度・期間 2ヶ月で、計12回の鍼治療
施術後のケア 施術後の痛みを戻さないために、手足末端のツボに10円と1円をテープで固定する指導をしました。
 
主訴 右肩が痛む。慢性僧帽筋炎。右肘内側痛
年齢 〜10代
性別 男性
これまでの経過 硬式野球部所属で右肩が投球時に痛む。肩が良くなって、翌年に右肘内側痛。それをかばった投球フォームからか右腋窩の下に疼痛発症。
鍼灸院としての診断 練習がかなりキツイと見えて、過酷な練習に耐えられる体力をつける為、また激しい練習で酷使した筋肉や関節のトラブルを回避する目的で灸を毎日自宅で施灸するように指導しました。
施術方針 頑固な肩や腰の痛みをかかえて1回の施術による治療効果の持続時間が短く、学生なので毎日施術するわけにもいかないので家族の人に協力していただき、熱いお灸を焼いてもらっています。
施術内容 初回は、「右魄戸」というツボに小さなお灸を焼きました。お灸をすることにより、疼痛が緩和したため、継続して自宅での施灸を指示しました。右肘内側痛は、T3右直側に小さいお灸を焼きました。右肘内側の腫脹部を挟むツボに長生灸という温灸を焼きました。
施術回数・頻度・期間 慢性僧帽筋炎は施術回数:3回、期間は約20日間 右肘内側痛は施術回数:3回、期間は約2ヶ月間 毎日自宅でお灸を焼いていただき、症状が悪化した場合来院を指示しました。
施術後のケア 現在、野球はやめているが、右肘痛、僧帽筋炎に伴う肩の痛みは出ていないとのこと。痛むときには、施灸を勧めている。

腹・腰・足

主訴 ギックリ腰
年齢 40代
性別 男性
これまでの経過 4日前、10s前後の物を持ち上げたとき、腰部に激痛発症。その後、毎朝、起床時が最も辛く、入浴により痛みが取れる。
鍼灸院としての診断 ギックリ腰
施術方針 腎虚症の処置を行った上で、患部である腰殿部の緊張を緩和する鍼治療を行いました。
施術内容 左復溜の補。左右腰臀部の散鍼。寸3−1番軟鍼。
施術回数・頻度・期間 施術回数:2回
施術後のケア 物を持ち上げるとき、なるべく身体の近くで上げ、しかも膝の屈伸力を使った上での作業をするよう指示。
 
主訴 慢性腰痛、膝痛、首痛、便秘
年齢 70代以上
性別 男性
これまでの経過 1年以上前から右膝の力が抜けるような感覚が有り、それがいつ襲ってくるかわからないので不安感があった。昨年暮れくらいから歩行時腰痛発症。昨日から右側頚部の疼痛があったが今日はかなり良い状態。便秘
鍼灸院としての診断 腰痛症、座骨神経痛
施術方針 帯脈を整える目的で、施灸治療にてじっくり取り組む。
施術内容 右足背の臨泣に5壮、右手関節背面の外関に3壮に透熱灸を行い、これを自宅でも長期間続けるよう指示しました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:1回 期間:2023年1月12日
施術後のケア 毎日欠かさずの施灸を行うこと。
 
主訴 左腰下肢痛
年齢 60代
性別 女性
これまでの経過 今年4月のはじめから 左下肢外側の鈍痛有り。夕方17時から19時の間が特に痛む。
鍼灸院としての診断 最初、座骨神経痛と診て治療を始めたが、好転が認められないため、腰椎椎間板ヘルニアという診断で施術をしたら著効をみた。
施術方針 最初、座骨神経痛の過敏性を取り除く鍼灸治療を施したが、治療効果が無く、後ほど腰椎椎間板ヘルニアに効く施灸を施した結果、疼痛が緩和した。
施術内容 最初、腰部脊柱起立筋に40o×0.18oを25o、60o×0.24を45o刺鍼し、そこに1ヘルツ10分の低周波鍼通電療法を施しました。結果、治療効果が1日程度であったため、左腰方経筋部2点に温灸を各1壮ずつ、左座骨神経圧痛点に30o×0.16oの鍼を15o置鍼し、その上に灸頭鍼3壮を据えました。その他、踵の崑崙という経穴に透熱灸を15壮据え、自宅では、温灸5壮の指導を行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:10回 期間:2022年4月27日から2022年9月20日
施術後のケア 左踵崑崙の温灸5壮を継続することと、前かがみでの作業をしないよう指導しました。
 
主訴 過敏性腸症候群、花粉症
年齢 20代
性別 女性
病院での診断 過敏性腸症候群、花粉症
鍼灸院としての診断 過敏性腸症候群、花粉症
施術方針 先天の元気、後天の元気を上げることを目標にする。
施術内容 腰背部8カ所に30o×0.14oの鍼を15oほど刺して置鍼し、そこに灸頭鍼を行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:14回 期間:令和3年7月10日から10月29日
施術後のケア 花粉症予防のため、手足末端の4カ所の経穴に10円玉と1円玉を毎日1時間ずつ貼ることを指導しました。
 
主訴 右変形性膝関節症
年齢 60代
性別 男性
病院での診断 右変形性膝関節症
これまでの経過 1年前からの右変形性膝関節症。夜間頻尿
施術方針 夜間頻尿もあるので、この症状も兼ねた施灸を行いました。
施術内容 右膝内側の「きょくせん」というツボに31壮の施灸を行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:10回 期間:令和3年9月25日から11月17日
施術後のケア 膝は治っておりますので、夜間頻尿を取る目的で、就寝前に焼きたての銀杏を5粒食べることを指示しました。
 
主訴 左膝痛
年齢 70代以上
性別 女性
これまでの経過 1ヶ月前から左膝痛発症
鍼灸院としての診断 原因は静脈瘤によるものと思われる。
施術方針 2回の灸治療と自宅での温灸施灸指導
施術内容 左足首の内側、左手首の関節部に静脈瘤の改善が認められるツボがあるため、その部位に施灸を行い、自宅では自分で簡単に焼ける温灸の方法を指導しました。全身の疲労を取るために腰部脊柱起立筋上に8カ所のツボを取り、そこに灸頭鍼を行いました。マッサージでは、うつぶせ、横向きでの全身マッサージ、頭部を親指や4本の指でよくもみほぐしました。全てを中程度の刺激量で行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:3回(2回は鍼灸、1回はマッサージ) 期間:令和3年2月9日から2月17日
施術後のケア 左膝の静脈瘤による痛みを取る目的で、温灸を毎日施灸するよう指導しました。その他に疲れたとき、腰に8カ所の灸を行うか、全身マッサージにて日頃の疲労を取り除くよう指示しました。あったため普段から左のお尻を叩くよう、指導しました。
 
主訴 腰痛症
年齢 40代
性別 女性
これまでの経過 2日前からの腰痛で、じっと座っているときも痛いが、前屈時、咳払いの時などに腰が痛い。
鍼灸院としての診断 腰痛症
施術方針 毎日の鍼治療を続けます。
施術内容 腎虚症の治療として、右膝、肘の鍼施術、患部へは脊柱起立筋上に鍼を刺し、前項屈運動を行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:3回 期間:2021年1月
施術後のケア 運動不足の解消
 
主訴 両ふくらはぎ筋肉の張り
年齢 〜10代
性別 男性
これまでの経過 サッカーによる両足の筋肉の張り
施術方針 当院で焼いたツボに、自宅では温灸を根気よく焼く事を伝えました。
施術内容 左内くるぶしの下15oの照海というツボと右手首脈拍を測定する部位、列欠というツボに当院でお灸を焼き、自宅では温灸の施灸指導を行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:1回
施術後のケア 年に数回、当院に来院し、その度の症状は違いますが、即効的な治療効果が上がっており、自覚症状に応じた指導をしております。
 
主訴 神経痛
年齢 70代以上
性別 女性
病院での診断 整形外科にてCT撮影したところ、腰椎の変形が認められました。
これまでの経過 来院時、座っていることが辛く待合室の椅子でもまっすぐな姿勢を保つ事が出来無い状態。立ち上がっての移動にも支えのサポートが必要でした。
鍼灸院としての診断 座骨神経痛
施術方針 冷え、のぼせ所見が顕著のため、この症状に適した経穴(ツボ)を使いました。頻回に長期間鍼治療が必要と診断しました。後期高齢者医療制度の利用が可能でしたので、一度の治療費を150円程で受診出来ました。
施術内容 ご家族のご協力も有り、症状の強い時期には週6日毎日通院をしていただき鍼治療を行いました。尾骨先端の「長強」というツボに10分間の鍼を置鍼する施術を行いました。
施術回数・頻度・期間 症状の強い時期には週6日毎日通院をしていただき、ベッドや椅子からの立ち上がりもすっと立ち上がれるようになってきたので、通院間隔を調整し、1週間に1度から2週間に1度と、徐々に間隔を延ばしていきました。 治療を続けていくと、だんだん待合室の椅子から治療室のベッドまでの移動に、杖があれば補助がいらなくなりました。そのうちに杖を待合室に忘れてくるようになりました。 初回、鍼灸治療 2回目から週3回
施術後のケア 下肢を冷やさないように心がけて欲しいと伝えました。

婦人科

主訴 妊娠希望
年齢 30代
性別 女性
病院での診断 不妊症
これまでの経過 2人目の子供を出産後、 今回、初期流産を経験し身体を整えたい。今回鍼灸を始めてから、妊活を始めるタイミングもアドバイスしてほしい。
鍼灸院としての診断 不妊症
施術方針 下腹部及び骨盤内の循環を活発にし、腎虚症としての治療を主に行いました。
施術内容 自宅で下腹部「中条流」の施灸を行ってもらいながら、下腹部への散鍼、腎蔵を補う意味で「陰谷」というツボに補法。骨盤内循環を促進する目的で後仙骨後に鍼を刺し、そこにお灸を点火する灸頭鍼という方法など、的に行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:10回 期間:2021年11月6日から2022年5月19日 12月18日に妊娠5週を確認し、その後順調な経過をたどり、2022年8月に無事出産。
施術後のケア 施術中は、もやしを積極的に食べるよう指示し、4人目のお子さんが欲しい場合は、そのまま継続。
 
主訴 不妊症
年齢 20代
性別 女性
病院での診断 不妊症
これまでの経過 8ヶ月間専門医で不妊治療をしたが妊娠しませんでした。
鍼灸院としての診断 不妊症
施術方針 自宅施灸を指示し、週1回3ヶ月間の通院を指示しました。
施術内容 腰部8点の灸頭鍼を行ったところ、不妊治療とのタイミングが上手く合い4ヶ月目に妊娠3ヶ月を確認しました。
施術回数・頻度・期間 3ヶ月で17回
施術後のケア 下腹部の2点に温灸を毎日施灸するよう指示しました。

メンタル・不眠

主訴 統合失調症による多愁訴
年齢 20代
性別 男性
病院での診断 統合失調症
これまでの経過 2011年10月より、主にマッサージ施術を行ってまいりましたが、本年1月5日より鍼灸治療に切り替え、好転を認めています。
鍼灸院としての診断 自律神経失調症
施術方針 自律神経を安定する目的での鍼灸施術
施術内容 浅眠を改善する目的で、背部の腫れている部位を囲む4点に知熱灸を各1壮ずつ、左腰と右肩の置鍼。目の症状と不安感を取る目的で、T4局突起下の巨闕兪(こけつゆ)というツボに透熱灸9壮。下痢を治す目的で右手首ないかんというツボに鍼を刺しながら、左すねの上巨虚(じょうこきょ)というツボに斜めに刺した鍼の部分に知熱灸を焼く施術を行いました。
施術回数・頻度・期間 施術回数:13回 期間:令和4年1月5日から2月1日
施術後のケア 基礎疾患である、統合失調症に対する処置は専門医の指示に従い、自律神経を安定する目的で当分の間、1週間に1回の施術を行う事を指示しました。
 
主訴 不眠症
年齢 70代以上
性別 男性
これまでの経過 長く不眠症とつきあっていて、鍼灸院で治せないかと思って来院していただきました。
鍼灸院としての診断 薬の副作用と思われる不眠。
施術方針 頚椎から出ている神経が自律神経をかいし、不眠症に対する治療効果を期待した。
施術内容 第4頚椎、左外側指2本分のツボ点に透熱灸。自宅でも温灸を焼く指導をする。
施術回数・頻度・期間 施術回数:33回 頻度:6月18日初診で同月はほぼ毎日通院して、7月に入ってから1日おきに通院し、経過がよくなって週2回になり、治癒。 期間:6月18日から10月17日
施術後のケア 不眠が落ち着いているため、気を下げる意味で足三里、三陰交というツボに温灸を焼くよう指導する。

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