■PIERROT　TOUR PARADOXICAL GENESIS（２００１．０７．１８　日本武道館）

　今更ながらにピエロが気になりだしたのは、確か今年の４月頃（遅っ！）。詳細は、ここで語れるほど綺麗ではないので（爆）割愛しますが、とにかく私は「生PIERROT」を見たかったのです。そして、よくお邪魔するサイトでお知り合いになった神代さんからチケットを譲ってもらえることになりまして…。当初は「もし７月中旬までに仕事が見つからなかったら行こうかなぁ」なんて行っていたのに、いつの間にやら「求職は７月１８日を過ぎてからやろう（爆）」にすり替わっていました。そんなこんなの財政難を乗り越えての初・ピエロライブ〜！

　当日は３時頃に会場へ行き、神代さんから雑誌読ませてもらったり（ちょっと古いクレアシオン。キリチョ先生、手首縛られて上から吊され、マジでＳＭプレイっぽかったです・爆）、ライブレポ頂いたり（前ツアーのレポ。かなり萌えました。これから同じような光景を目の前で繰り広げられるかと思うと胸がドキドキ）、昨日のキリトコスの可愛さを熱く語ってもらったり（白いふわふわのスカート？が下からの風に煽られてセクシィ）、合流した日生さんからPARADOXのダビングテープを頂いたりと、入場まで至れり尽くせりの数時間、ある意味本編よりも有意義でした（笑）。神代さん＆日生さん、本当にありがとうございました〜！

　さて、頂いたチケットは２階席の南…行ってみたら会場のど真ん中でした。そのまま手を真っ直ぐ（何百ｍか先まで）伸ばせばキリトに触れるという位置です（おいおい）。さすが武道館、めっちゃ見やすかったですｖ

　オープニングは…なんか宗教っぽい始まりでした（爆）。３×３ＥＹＥＳのウシャスみたいな仮面（解らない人、ごめん。でもこれがイメージ的に一番そっくりなんだー！）被った人が３人、物静かに舞台に現れて、その後キリト以外のメンバーが登場。「え？キリトは…・？」と不信に思っていたら、仮面の３人がおもむろに舞台中央へ。そして、真ん中の人物が仮面を取ると…中身はやっぱりキリト（爆）。心の中で「貴方だったんですか！仮面の下は！！」と絶叫していたことは抜群に秘密です（秘密になってねぇ）。

　さて。実は私、この日のライブのためにＣＤめっちゃ聞き込んでいたんですよ。入手可能な限りの音源を借りて、部屋でも車でも、とにかくピエロ。ある程度ならイントロ聴いて曲名当てるぐらいまでになり、「もうここまで聴けばライブは完璧だわ！」と自信満々でライブに参戦したわけですが…。５人揃って、いざライブスタートすると…いきなり聴いたことのない曲なんですよ（爆）。ちょっとだけ焦りました。後から聞きますと、１曲目は「PARADOX」だったとのこと…。そりゃ聴いたこと無いわ、たった３０分前にダビングテープもらったばかりだもの（泣）。とりあえず何の根拠もない自信だけが木っ端微塵に吹き飛んだ後は、ほぼ知っている曲ばかりでした。でもセットリストは書きません。全然覚えていないので（爆）。

　確か４曲ほどガーッっと演った後、かるくＭＣ。内容…覚えていません（爆）。全般通して「キチ○イ・キチ○イ」と連発していたような覚えしか…。こ、これじゃあレポにならないや…はは…（乾いた笑い）。まぁ今回は初ピエロだったので…。とりあえず覚えていることだけをツラツラ書きたいと思います。

　ピエロのライブと言えば、独特の手振り。手振りに関しては、古本屋で発見＆即購入したライブビデオ「FILM」を見て勉強したのですが…それでもよく解らなかった上に、非対応2ndアルバム（爆）。入場前に、神代さんからご教授頂いたのですが、やっぱり難しい〜！　本番中も「キリトの動きを見ればついていけるかな？」と思いきや、ライトがいい具合にあたってよく見えない（爆）。えぇ、途中でかなり諦めモード突入でした…。

　そんな私でも、「満月に照らされた最後の言葉」の振りは解ったんですよ。道化師が指さした〜♪で、指を差すんだわ！と周囲の皆さんに併せて指さしたのはいいのですが…あれって必ず上手を指すんですね…。そこまで知らなかった私は、独り下手を指して（爆）、「あぁ！自分めっちゃ間違ってる〜！」と慌てて上手を差し直しました…。これで「なんちゃってぴえらー」のメッキがボロボロと剥がれ落ちたのは言うまでもありませぬ。やはり私にはなりきることは出来ませんでした。ぐはぁ（吐血）

　それにしても…何故に彼はあぁまで艶めかしいのでしょうか。彼とはもちろんヴォーカル・キリト先生。両手を高く上に上げて腰をツイストさせる、噂のキリトダンス（笑）も可愛かったのですが、私か一番印象深かったのはヘドバンですかねぇ。マイクスタンドに手を乗せて、腰を少し落としながら上下に髪を振り乱すその光景は壮絶なほど妖艶でした。そんな彼を見て浮かんだ言葉が騎…えへんエヘン、これ以上言おうとすると吐血するので止めておきます（爆）。

　まぁとにかく艶めかしかったのですが、また凄いのが上手ギターとの絡み。ある意味これを見に来たと行っても過言ではありません。何の曲だったかは忘れましたが（そればっかり）、アイジがキリトの前に立て膝で座り込み、なんとキリトの局部に接吻（爆）。あ、いや、顔を押しつけただけなのかも知れませんが、距離が遠い上に目が悪い私にはそう見えました。そう見えた方が良いです（爆）。ＰＴＡの皆様が見たら卒倒するようなシーンに、とても喜んでいる人間がここに１人…。堕ちていく自分を再確認。

　２〜３回のＭＣを挟みながらの本編が終了し、アンコール１のＭＣでは「夏はいいですね。これからピエロは夏バンドに生まれ変わります」ってな話を…。
　　キリト「夏と言えばチューブではなく！」
　　 観客「ピエロー！！！！！！！！」
　　キリト「まぁジョーダンですけど（笑）」
ぐはぁ。キリト先生ったらもう（笑）。この時の観客の揃った声を聴いて、ピエラーの壮大な愛を感じました…。ファンって素晴らしい！

　そんな夏ピエロ（嘘）が、「夏をイメージして作った曲です」と披露してくれたのが、８月の新曲「DRAMATIC NEO ANNIVERSARY」でした。聴いた感想。どこが夏やねん！（笑）。もう、キリト先生ったら。　アンコール１のラストは心持ちアップテンポな「THE LAST CRY〜」でしたが、その他に何をやったかはもう覚えていません（またか）。いい加減レポにならなくなってきましたね…。

　アンコール２ではお馴染みのメンバー紹介のＭＣがありました。
TAKEOの時は妙に「シャボテン」が強調されてましたね（笑）。
　　キリト「ＦＡＮクラブの会報を見た人は知ってると思いますが、あの写真、喜んでいるのか戸惑っているのか解らないでしょう？」
　　 観客「どっちー？！」
　　キリト「あれは喜んでるんです」
　　 観客「キャーッ！！」
　　キリト「というわけで、ドラムTAKEOー！！」
う〜ん、わからん（爆）。とりあえずキリトは喜んでいて、TAKEOはシャボテンだそうです。あやふやな知識がまた増えました。

KOHTAの時は…
　　キリト「この人、この２日間だけで汗が２８リットルでました」
と紹介していました（笑）。そんな汗っかきなKOHTA、締めの言葉は
　　KOHTA「…ピース！」（笑）
もちろん片手でピースを作りながらビシッと決めてくれました。格好いいぞっ弟！

キリトが潤を紹介しようとすると、何故か一生懸命観客を煽ってるんですよ、潤が。思う存分煽りまくった後…
　　キリト「ちょっと嬉しいでしょ？」
　　　潤　「かなりね（笑）」
…昨日なにかあったのでしょうか？（笑）　ＭＣの内容は…
　　　潤　「この前、『毎回×２「愛してる」とばかり言いますが、愛の安売りは止めてください』とファンから言われましたが…」
　　観客 「・・・・・・・・」
　　　潤　「だって、しょうがないじゃん。本当に愛してるんだもん」
　　観客 「キャーッ！！！！」
これで何人のうら若き乙女達が堕ちていったのでしょうか…？　ストレートな潤、男前です〜。

アイジの紹介の時は、キリト先生が唐突にこんな事を…。
　　キリト「今回はアイジのチビＴシャツ（黒）と潤のＴシャツ（胴体の部分がブルーのやつ）、どちらの方が売れるか競争してるんですよ」
　　　潤　「買ってねｖ」
　　観客 「キャーッ！！！」
　　キリト「負けた方は最終公演で罰ゲームね」
　アイジ「…貴方、それ、かなり適当なこと言ってるでしょ？（笑）」
ちょっとアイジのＭＣの内容は忘れましたが、オレンジ色のスポットライトが印象的でした（笑）。

ラストのＭＣ、ヴォーカル・キリト先生は…「久しぶりの日本武道館で、２日連続で最高の眺めを作れて…俺はあなた達を誇りに思う！！」と熱く語ってくれましたｖ　キリト先生カッコイイ〜！

で、アンコール２の曲…もちろん忘れたのです。この日は初ピエロで浮かれまくってたので脳内メモリーカードが上手く作動しなかったらしいです。覚えているのは、あの高い舞台から飛び降りて、アリーナの前を走りまくるキリト先生の勇姿と、そのキリト先生を危険（何が危険なのかはさておき）から守るべく、数人のスタッフが身を屈めながらワラワラとついていく光景です。私はそこでドラクエ４のアリーナ姫を思い出しました。城外を跳ね上がるアリーナ姫と、「姫様〜！外は危険ですじゃ〜！お城にお戻りくださいませ〜」と焦りながら姫を追っかけるブライとクリフト…古っ！（爆）　一通りガーッと走った後、独りでは舞台に帰れないので、スタッフに手伝ってもらいながら華麗に舞い戻るキリト先生…とても素敵でした（笑）。　歌い終わった後は全員で舞台中央のお立ち台？に立って礼をして、ニコニコ手を振りながら舞台を後にしました。

　初ピエロの感想。面白いんだけど忙しい！本編が特に駆け足演奏のように感じて「ちょっと休ませて〜（汗）」とヘロヘロになっていました…。というのも、自分は最近までジャンヌのＭＣの長さが標準だと思っていた人間なので（爆）、ＭＣが少ない（つまりはジャンヌより短くて、標準的な長さ）だとすぐに体力が無くなってしまうらしいです…まぁ暑くて体力が落ちていたのもあるとは思うんですけどね（苦笑）。あと、手振りはやっぱり難しいかも…。１０日前のwyse公演で「手振り自粛」を貫いたばかりだったので、その後遺症かな？（爆）　でも、次に参加する時はきっと楽しんでいると思います（笑）。あ、もう一つ、入場前もかなり楽しかったです。コスプレ率が高いので、周りを見てて飽きないですね〜ｖ

　心残りなのは「KEY WORD」と「神経がワレル暑い夜」がセットリストに入っていなかった事！この二つは是非やって欲しかったけれど、おそらくは「生で見たいならまたライブに来い！」という誰かからの啓示なのでしょう…。９月２３日の横浜アリーナは、別のライブが重なっていて（元より、横浜は遠くて無理…）行けませんので、次のツアーで東京公演が日曜日で他のライブと重なってなければ、また行きたいですｖ

　最後に。帰りにグッツ売り場を覗いてみると…アイジのチビＴシャツは完売していました（爆）。基本的にＴシャツは黒が一番売れると思うのよね…。危うし、潤！！




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