■Janne Da Arc ANOTHER STORY(2003.5.12 東京国際フォーラムA)

レポ的にはお久しぶりのジャンヌダルク…今回のレポは、なんと公演から2ヶ月半以上たってから仕上げました(しかもライブメモをばらまいてしまって…MC順も完全に順不同になりましたのでご容赦くださいな・苦笑)。 普段だったら1ヶ月経った時点でレポは諦めるのですが、このライブレポだけは何ヶ月経ってもまとめたかったのです。そう、それほどに楽しかった。もの凄く楽しいライブだった!…例えFC先行予約で取ったチケットなのに後ろから数えた方が早いぐらい席が悪かろうとも…(泣)

当日が曇り空でしたが、ギリギリで雨にはならず、過ごしやすい天候でイイ感じw いつもであれば、グッツ売り場に一生懸命並んで、様々なツアーグッツを購入するところですが、今回はパンフのみの購入に押さえました。というのも…まぁ金銭的な余裕の問題もありますが、ツアーグッツのデザインが…。いや、別に悪くはないんですけれど、あの携帯ストラップだけはいただけません。私は毎回ツアーの度にストラップを購入して、ジャンヌ以外のものは付けていませんでしたが、今回のメンバーフィギュア付きストラップだけは許せませんでした(爆)。悔しいなぁ…絶対にジャンヌだけにしようと思っていたのに…。今はwyseのモバイルクリーナーをストラップとしてつけています。「浮気性の君だけど、目移り時々にしてねv」(爆)

会場も開演もほぼ時間通りで文句無しのスタートでした。流石はジャンヌ…ジャンヌの公演で予定時間を大幅に遅れたことってあまりありませんよねw セットリストは以下の通り(だと思う)。もちろん順不同。正しいのを知りたければ公式HPにでも行きなさい(おぃおぃ)

in the story/explosion/OASIS/ヴァンパイア/suicide note/赤い月/rasen
What's up!/PARADISE/マリアの爪痕/MOTHER BRAIN/救世主〜メシア〜/Queen
霞ゆく空背にして/Shining ray/Rainy〜愛の調べ〜

EN1 Junky Walker/GUILTY PAIN
EN2 -R-TYPE
EN3 ココイチの歌(仮)/Judgement〜死神のKiss〜
EN4 Lady

ちょっと「ココイチの歌」がアンコールのどこで歌われたかビミョウに覚えていないのですが…しかし、このセットリスト!めっちゃ私の好みなんですよ〜w(笑)

オープニングはアルバム「Another Story」の一曲目「1/5の音箱」でして、それを演奏するkiyoぷーの、キーボードを弾く手だけが大型スクリーンに映し出されて、滑らかに曲を奏でるその姿?に、会場からは感嘆の声があがりました。手だけでも盛り上がれるジャンナー。ちなみに私もその一人です(笑)

何曲か披露したあとは毎度の近況報告。
まずはyouちゃんの近況報告…というか、すでにライブ当日の出来事(つい数時間前)に起こったことですが(笑)。人間というモノは生きている限りには必ず生理現象を免れない訳でして…まぁ、トイレに行ったんですよ、youちゃんは(笑)。で、久しぶりに帰ってきた東京ですから、ついついどこかのネジがゆるんでしまったのでしょうね。廊下のあたりですでにズボンを脱ぎながらトイレに入ったら、何故かスタッフと思われる女性がいたんですって。で、辺りをよく見回すと…

you「おしっこするところ(男性用小便器)がないねん」(会場爆笑)

そう、youちゃんは間違って女性用に入ってしまったのです。しかもズボンを脱ぎながら…。

you「その時からな、俺はなんか妙なテンションなんや…」(爆)

そりゃぁ、そんな痴態を晒してしまったらテンションだってねじ曲がるだろうに…。ついでにyasuから「ズボン脱ぎながらトイレに行くのは自分の家だけにしておきなさい!」とたしなめのお言葉が飛びました。できれば家でもそれはやめて欲しいのがFANの心境。

ka-yuの近況報告はあっさりと(ってか私が覚えていないだけかも…)。なんと、何もしていないのにツアー中5kgも痩せたらしいです!ちょっとスマートに引き締まったka-yuの目標は壮絶です。

ka-yu「俺はケイン・コスギに勝つっ!」(会場爆笑)
yasu「なにで勝つんや?」
ka-yu「アレあるやん、アレ」
yasu「まさか…跳び箱?」
ka-yu「そうっ!」(会場爆笑)

そんな…5kg痩せたぐらいで跳び箱20段も飛ぶつもりですかい!?(笑)
そんな「痩せ」つながりで、話題はkiyoぷーへ。
実はkiyoぷーも痩せたらしいです。たぶんka-yu以上に。

yasu「もうkiyoちゃんはデブではありません!軽肥満ですっ!」(会場爆笑)

ケイヒマンって(笑)。それってやっぱり肥満傾向にあることは変わりないんですね。ちなみにこの日は…

kiyo「何も食べてないねん。お昼カレーやったし」(爆)

またカレーか…もしかして東京公演はずぅっっっとカレーなのか?飽きがこないようにとの配慮なのか、3種類のカレーが用意されたんですって。ビーフカレー(だったかな?)と、なんたらカレーと(覚えてないっす)、インド風ほうれん草カレー。レパートリーは増えても所詮カレー。喜ぶのはたぶんお父さんことshujiだけだと思うのですが…(笑)
ところでkiyoぷーの近況報告は?

kiyo「この前、近所のガキゲフゲフン(←わざとらしい咳き込みに会場爆笑)
…近所の子供の自転車に足の小指をひかれたねん(怒)

近所のお子さまに、kiyoぷーの足の小指が!?何故にそんな目に遭ったのか、その時の状況を事細かに説明してくれました。惨劇の舞台は近所のお店に買い物へ出かけた帰り道でした。ちょうどT字路にさしかかった時、角からチャリンコ(笑)に乗っているお子さま集団の声が…。「あっ!ヤバイ!」危険を察したkiyoぷーですが、お子さまの悪辣な素行は、それはもう酷いモノでした。
kiyo「子供って、(体型より)大きい自転車乗るから、こう、フラフラしてるやん
と、ハンドルを持つジェスチャーで、自転車のフラフラ加減を表現するkiyoぷー。そのぐらつき具合は酔っぱらいの千鳥足以上で、いかに危ない運転をしていたのかが容易に想像できます。
kiyo「で、すれ違いざまに…」
無惨にも足の小指をひかれてしまったそうです(笑)。当の犯人は「危ねー危ねー!」と言いながら走り去っていったのですが(ひき逃げ・笑)現場にただ一人残されたkiyoぷーは怒り心頭!

kiyo「危なくないよ!もう、俺の足、ひいてるよ!」(会場爆笑)

犯罪の低年齢化が進む今日このごろ…kiyoぷーもその被害者となってしまったのでした。
余談ですが。
yasu「俺もよく自転車使うで〜」
kiyo「ママチャリ?」
yasu「ママチャリ(笑)」
kiyo「あ、俺の自転車、斜めにハンドル曲がったまま、まっすぐ進むねん(笑)」
ある日、自転車置き場に行ったら、ハンドルが曲がった自分の自転車があったそうです。で、そのまま乗ってみたらまっすぐ走った、と(笑)。加害者と被害者は紙一重…kiyoぷーが「危ねー危ねー」と呟く日はいつか?!

お父さんことshujiの近況報告もあっさりでした。しかも途中からyasuの余談がメインに入れ替わってるし(笑)。これも私が覚えていないだけか?(苦笑)

yasu「(shujiは)今日(のお昼)はカレーだったので、めっちゃ機嫌いぃんですよ〜」
shuji「ありがとうございますっ!」(←めっちゃ素敵なスマイル全開
yasu「最近、shujiくんは男の子に人気があるんですよ〜」
shuji「嬉しいですね。変な意味ではなく(笑)」
yasu「まぁshujiくんはホモではないと(笑)。ホモはエイベックスの社員だけで十分です」

まぁ…エイベックスの社員にホモが…?私は忘れてしまいましたが、疑惑の人の名前までちゃんと公表してくれました(爆)。名誉毀損ギリギリ、いやむしろそのものなyasuの発言ですが、さらなる衝撃の事実が…。

yasu「10月に(ジャンヌの)男性限定ライブがあるんやけど、その人が考えたんや」
なにぃ〜!?(笑)
yasu「でな、(男性限定ライブが)決定したら、(「おさかな天国」の曲調で)『おとこ・おとこ・おとこ〜♪男を食べると〜♪』って歌ってたんや」(会場爆笑)

yasuは内心「え?それって魚じゃないの?」と思ったのですが、シバかれそうなのでツッコむのはやめたそうです(笑)。

さてさて。MCではこんな笑い話ばかりのジャンヌダルクではございますが、ちゃんと歌ではロックンロールしています!そう、全国津々浦々、いたる会場で「本物のロックンロールを教えてやるー!」と叫びながらアレをやってきたのがこのツアー。ライブ中盤あたりに「What's up!」がきました。歌詞を読めば一目瞭然ですが、メンバー紹介的な内容も伴っていまして、最初のka-yu紹介の時に、yasuがka-yuの左足に絡みつきながら歌っていたのが印象的でした(爆)。しかし、この曲の本番はこれから!2番のサビが終わったあたりで一旦演奏停止し、わざわざ自己紹介をやりはじめました。しかも…

yasu「メンバーの名前を変えますっ!」

な〜んて前置きをするからビックリ。1年ちょい前に某Wバンド(笑)が本当にメンバーの名前を変えたことがあるので、「え?マジでジャンヌも名前変えるの??」と一瞬本気にしてしまったのですが、なんてことはなく、これから始まるメインイベントの前振りだったのでした。どのメンバーをどういう名前に変えたかは…ゴメンナサイ、覚えていません(泣)。メンバー一人一人が偽名(笑)で紹介され、その度にちょっとしたパートソロで会場も盛り上がりました。ka-yuが「Speed」の前奏を、kiyoぷーが「GUNS」をチラリ演奏(笑)他の二人は何やったか覚えていません(爆)。名前もジョニーだかマイケルだか言っていましたが、最後に紹介されたyasuだけは覚えています。

会場「エルビスーっっ!!!

そう、ロックンロールと言えばこの人。巨匠エルビス・プレスリー
なぜにエルビス・プレスリー?とお思いの方のいらっしゃるでしょう。それは、たぶんアレをやりたいが為にプレスリーを持ち出しただけだと私は推測していますが…(笑)
ちなみに…

ka-yu「ってか、昨日まで本物のエルビスがここに居たんやで」
エルビス(yasu)「マジで!?」

そう、このライブの正に前日。この東京国際フォーラムでエルビス・プレスリーの半生を描いた疑似ライブ的ミュージカルが公演されたのです。エルビスのファンからも大絶賛の素晴らしい舞台で、そっくりさんが演じるライブは、現役時代のエルビスを彷彿させ、多くの観客を魅了したとのこと。ka-yuは「本物のエルビスが居た」と言っていましたが、本人は既に死去されていますのでご注意を。
それはまぁ置いといて。そんな裏話を知らなかった様子のyasuは、何をどう結論づけたのか、こんなことを叫びました。

エルビス(yasu)「俺が本物だーっっ!」(会場爆笑)

おいおい(笑)
本物に負けないぐらいの勢い&テンションで、「What's up!」ライブ特別ヴァージョンはまだまだ続きます。

エルビス(yasu)「他の会場でもやってきました!皆さんも一緒に踊ってくださいw では、カッコイイ「ツイスト」をレクチャーします!」

と、yasuが舞台前方へ躍り出て、直々の「ツイスト講座」を開催し、東京国際フォーラムはツイストの嵐と化したのでした(笑)。
その「ツイスト講座」の内容を簡単にまとめると…

1:まず、腰に手を当てる
2:腰の左右どちらか一方を、カクッとする
3:そして、片手を上へ掲げて人差し指で天を指す。

うぅ〜ん、これではよく解りませんよね?もっと具体的に知りたい人は、レコードショップへ赴き、この元ネタ(笑)となっているアーティスト(エルビス・プレスリー)のCDなりビデオなりDVDを探してみましょう。より鮮明に、はっきりと想像できることでしょう。おそらくジャケットを見て、素で引く人もいるかと思いますが、「ツイスト講座」のヤチュリンは素敵に輝いていました。少なくとも私には輝いてみえました。もう、あの「カクッ」の腰加減がたまらなくプリチー!(笑)あんなに腰つきが可愛らしく且つ悩ましげな野郎は世界広しと言えどyasuだけであろう…。

そしてツイスト講座のあとには実演講習会(爆)。ちゃんと他メンバーによるバックミュージック付きで、会場内総出ツイスト開始!ヤチュリンのツイスト姿が大画面に映されつつも、会場のみなさんもご一緒に足をフリフリ腰をフリフリ…これって客観的にどう見えるんだろうな〜などと感じつつも、集団心理のタマモノでございましょうか。

エルビス(yasu)「ほ〜ら、段々恥ずかしくなくなってきたやろ?」(爆)

そ、そう指摘されると、余計に恥ずかしくなっちゃうような…(苦笑)
でも結局は「日本全国ツイストの旅」の最終公演である東京国際フォーラムもバッチリツイストできちゃった訳でして。この後ちゃんと「What's up!」を歌い終え、その流れで「PARADISE」まで演りおえた彼らの顔は清々しかったです(笑)。しかしながら…

yasu「悔いはないね(笑)」
you「もうこれで終わりやからなぁ」
yasu「何言うてん、youちゃん!これが始まりやっ!」(爆)

そう、ツイストの旅は今始まったばかり。これからも走り続けるのです。伝説の名を勝ち取るまで…(爆)

で、たぶんここら辺だったと思うのですが、ちょっとしたアクシデントがありまして。
youちゃんが何かの仕草をした拍子に、マイクがyasuの下唇付近をモロに直撃しまして、ヤチュリン思わず後ずさり&俯き加減で言葉も失いほんっとうに痛そうでした。そしてyouちゃんは「ゴメンっホンマごめんっ!(汗)」と平謝りしながら、心配そうにyasuの唇へ手を伸ばし、患部をちょっと触ったんですよ。そうしたらヤチュリンの下唇が…ぷるんっ…て(爆)。その様子が大型スクリーンにババーンと映し出されまして…。さらにその後、yasuが「大丈夫w」と言わんばかりにyouちゃんの左ほっぺにちゅぅ。もちろんこれも大型スクリーンにババーン。はぁぁぁぁ…あのヤチュリンの唇の弾力…本気で「ぷるん」という効果音が聞こえたような気がします(爆)。思わず「食べたい」と思った観客もさぞかし多いことでしょう。実際は一瞬の出来事ですが、私にとっては永遠の瞬間です(爆)。私の記憶を映像化できたら皆さんにも是非ご覧になって頂きたいほどですよ(笑)。

こんな笑いばかりのステージかと思いきや、ちゃんとした真面目な話もございます。
ジャンヌの皆さん…なのか、それともyasu一人なのかまでは覚えていませんが、とあるR&Bアーティストとお話をする機会があったそうでして、その会話の中で「この曲良いよね」と褒められて非常に喜んだというエピソードがあったんですって。その曲が「霞ゆく空背にして」。同じく歌をやっているアーティストの間で密かに人気がある。その事実はとても心強く感じられるとyasuは話していました。そうか。そんなに人気があるのか。私としては王道すぎるかなぁと思っていたのですが…でも私、「霞ゆく〜」のPVは好きです(笑)

そんなこんなでラストの曲は当然のごとく「Rainy〜愛の調べ〜」でしたが、「Rainy」を歌う前も、yasuが真面目な告白をしてくれました。実はこのツアーが始まる前に、yasuが体調を崩してしまい、ツアー延期の話も出ていたそうです。それでもツアーは予定通り決行しましたが、やはりいつでも不安はつきまとっていたらしく、「Rainy」を歌う頃に必ず「あぁ。今日も無事に終えることが出来た…」と安堵を覚えていたとか。そんな辛い状況の中で、メンバーがさりげない言葉で支えてくれたのが、何よりも助けになった、とyasuは語っていました。

yasu「もちろん(ファンの)みんながいたからこそ頑張れたんやけど、このメンバーとこのスタッフで本当に良かったと思えるツアーでした。本当にありがとう…。(メンバー4人に向かって)ジャンヌダルク最高〜、みたいな…(///)」

と素直な心境を語るヤチュリン。私は一応ファンクラブにも入っているし、ジャンナーを名乗るファンの一員ですが、体調不良だとかツアー延期説だとかは全然知りませんでしたねぇ(爆)。言われてみれば、ヤチュリンちょっと痩せたような…?いや、その話を聞いたからそう見えるだけかも(苦笑)。そう、そんな話を聞いたからなおさらなのでしょう。この日のRainyは感動的でした(涙)

その感動はまたさらなる興奮を産み落とします。アンコール1ではひっっっさしぶり(笑)に「Junky Walker」をやってくれましたし、アンコール2〜4もインディーズ時代の代表曲が。さらには伝説の「ココイチの歌(仮)」も!これは予定に入っていたのか否かは存じませんが、お父さんことshujiは「え?マジで…?」と戸惑うそぶりをみせていましたねぇ(笑)。今回の歌詞は「ココイチ・ココイチ・ココイチば〜ん♪ 今日のお昼はカレーだったスタッフの皆さんありがと〜う♪」ってな感じでした。なんか、ココイチの歌(仮)をやってくれたライブって、凄くお得感があるのは何故かしら?(笑)

本当に本当のラストに「Lady」を演り終えた後はメンバーみんなでピックやらスティックやらタオルやら諸々を観客席に投げ込む…。こんな光景は至って普通ですが、そんな中で一際輝いていた?一瞬がございました。観客にご挨拶をしていたkiyoぷーに、後ろからぎゅむーっと抱きついた上半身裸のヤチュリンは、そのままの状態で腰を上下に振っていました。そんな衝撃映像を見た私の脳裏に浮かんだ言葉が「半裸で立ちバック」(爆)。昔からホント変わらないなぁ、そういう過激(笑)なパフォーマンスは…。ってか、そんな言葉が浮かぶ自分も自分ですが(苦笑)。

そんなこんなで、笑いあり、涙あり、感動ありのステージでございました。書いていて途中でどうまとめればいいのかが解らなくなりますが…(苦笑・中間あたりでもうすでにツギハギだらけの文章ですゴメンナサイ)。でもホント、楽しかったです!私が今まで参加したライブの中で一番楽しかったのはジャンヌの初武道館ライブですが、それに匹敵するぐらいに面白かったっ!(特に「ぷるん」が印象的で…爆) 次は久しぶりのライブハウスツアーですが、ホールとは違った楽しみ方が出来ることでしょう。今から体力つけるぞ、オーッ!




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