こちらではそめの@管理人が「アンコール」についてどう考えているかを ぐだぐだぐだぐだ書きつづったページです。ライブに参加する方には是非読んでいただきたいです。 1.アンコールをしない理由 2.アンコール観を覆したY氏 3.そんなY氏のアンコール観 4.そして自分のアンコール観 5.私的にはこうやって欲しい! 6.最後にお願いv HPへ戻る |
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1.アンコールをしない理由 えぇ、正直に言いましょう。私は昔、アンコールをやらない人間でした。 それには幾つか理由がありまして…まぁたいした理由でもないのですが、以下の通りです。 (1)アンコールを含めたセットリスト(曲順)はすでに決まっていると思っていた。 (2)大声でアンコールを叫ぶのはかなり恥ずかしく、かなりの勇気が必要だった。 (3)疲れているので、アンコール始まるまでは体力を温存したかった。 (4)みんながやっているから自分が小声でアンコールをしたところで大河の一滴。 やはり(1)が主な理由ですね〜。実は今でもこの考えは基本的に変わっていません。 ライブは決してメンバーだけで成り立つものではなく、その周りのスタッフが 力強い下支えになっています。セットリストは、そのスタッフの人々と照明・音響等 細かな打ち合わせが必要になるはずですし。 wyseはアンコールで何を歌うかは決めていない場合が多いらしいですが、 たぶんアンコールを何回やるかは、ほぼ決定しているでしょう。wyseに限らず、他のバンドでも。 あとは、(2)ですね。学生時代も別に運動部に所属していたわけでもない故か、 私はあまり「大きな声を出す」という行為に慣れていませんでした。 いや、今でも決して慣れた訳ではありませんが…。 とにかく恥ずかしい!これに尽きます。 よく曲と曲の間でメンバーの名前を叫んだり、MCでもレスポンスを返すファン、いますよね。 昔は、そんな事ができるなんて信じられませんでした。 なんて自己主張の激しい人たちなんだろう、とまで考えてましたね…。 |
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2.アンコール観を覆したY氏 そんな私でしたが、某ライブにて非常に感動した出来事がありました。 いや、もう「某ライブ」なんて言い方はやめましょう。別に隠す必要も無いので。 2000年4月23日、Janne Da ArcのNHKホール公演です。 この時、チケットが一枚余ってしまいまして。それで、以前アルバム「DNA」が発売したときに ライカエジソンの購入特典「オリジナルメッセージCD」を私に譲ってくれたY氏へ お礼の気持ちでチケットをお譲りしたんですね。 Y氏はロックバンドのライブにはよく参戦しているとのことでしたが、 ジャンヌはこれが初だったそうです。 音源も「DNA」(この時点ではジャンヌ唯一のフルアルバム)しか持っていない上、 その唯一の音源すら、それほど聞き込んではいなかったとか(笑)。 そんなY氏が。 本編が終わってメンバーが袖へ引っ込んだと同時に 拳を握りしめ、流れる汗もそのままに、声を大にして、 周囲の誰よりも一生懸命アンコールしてくれたんです。 私が椅子に座って「あ〜疲れたッス〜」なんて和んでいる横で、ですよ(爆死)。 メンバーが出てくるまでずっとアンコールをやってくれました。 「アンコール!!」と何度も何度も、声が嗄れるのもお構いなしに叫んで、 まるで全身を使ってアンコールしているかのよう。 本編はもちろん、ラストまでずっとY氏ノリノリ。 前ツアーの東京公演(99年12月・赤坂BLITZ)では、一緒に行った連れに 「立ちながら寝そうになった」と笑って話され、怒りを通り越して 「それほどまでに興味のないライブに付き合わせちゃってゴメンね…」と 申し訳ない気持ちになったという、結構イタイ経験がありまして。 そんな前例があるから余計に、なんでしょうけど。 熱烈なファンというワケでも無いY氏が、あれほどまでにノッてくれたのは本当に嬉しかったです。 あまりに嬉しかったのでチケット代は頂きませんでした(笑)。 |
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3.そんなY氏のご指摘 では、そんなY氏が「アンコール」をどのように考えているのか。 これはNHKホールライブから約1年後に知ったのですが(爆)。 『アンコールを叫ぶ=バンドを求める行為』 とY氏は己の心に定義しているとのこと。そんなY氏にしてみれば、 演奏中は騒いでいたのに、バンドがひっこんでからは休んでしまう(=アンコールを叫ばない)、 にも関わらず再度始まると当然のように騒ぎ出す…そんな姿勢は 「ゲンキン」なものに感じるそうです。 いやぁ、心に突き刺さりました…。 これって、めっちゃ自分のことやん!みたいな。 Y氏は隣で和んでいる私を見てどう感じたのでしょうかねぇ…(苦笑)。 あ、いや、一応拍手ぐらいはやりましたよ?流石に和みっぱなしではありませんでした(汗) |
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4.そして自分のアンコール観 とは言え、「アンコールをしない=バンドを求めていない」とは ちょっと言い過ぎかも知れません。 人間とはゲンキンなものです。ライブ直前まで具合が悪くても 実際にライブが始まってメンバーが出てきたら具合悪いのなんて吹っ飛んだ! という経験が…まぁ自分が体験したわけではなく、その様子を見たことがあります(笑) それに、自分もアンコールをしない時期がありました。 その時の自分が「バンドを求めていなかった」とは決して思いません。 それに、アンコールをしない理由(3)の通り、メンバーには暴れている姿を見て貰いたいから それまでに体力温存したいというのもありました。 行き慣れていない人にとっては、ライブは結構疲れるモノです…。 ですが、 アンコールをされて嬉しくないバンドはないですよね。 Y氏のアンコールを私がとても嬉しく感じたように、きっとメンバーも同じように、 袖からアンコールが聞こえたら嬉しいはずです。 アンコールされたら、メンバーは喜ぶ。 すごく当然の話ですが、最近ようやく気付きました(苦笑)。 お金を払ってライブに来ているのだから、自分が楽しむのは当然ですが、 楽しむだけ楽しんで、楽しませてくれたメンバーには何もお返し無し… これではあまりに寂しいですよね。 ものすごく単純な話ですけど。 好きな人には喜んでもらいたいものです。 アンコールをすればメンバーに、好きな人に喜んでもらえるんですよ? これはやるしかないでしょう(笑) それに。 私もライブに参戦するようになって久しいですが、 時々予定外のアンコールをやってくれることもあります。 どれが「予定外」かは、セットリストを知る由もない私には判断が難しいですが、 「本日の公演は全て終了しました」とのアナウンスの後にやるアンコールは 本気で予定外だと思ってよろしいかと(爆)。 これは本当に会場内のお客さん次第!全員で一生懸命アンコールすればやってくれるかも?! |
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5.私的にはこうやって欲しい! そうは言うモノの。 やっぱり大声でアンコールを叫ぶのは気後れしちゃいますよね…。 1人で来ている人は特にそうだと思います。 友人と一緒に参戦している人は、本編の感想を語り合ったりしたいでしょうし。 わかります、その気持ち。 いや、むしろ…自分がそうなんです(おいおい)。 そんな私と似た人にこの言葉を贈ります。 赤信号、みんなで渡れば怖くない(爆) 訳:1人でやるには気後れしちゃう事でも、みんなでやればヘッチャラ(死語)さっ! 「アンコールやって!!」 よく聴きませんか?この言葉。 極少人数でアンコールをやるのは辛いのです。 何百人と居る人々の中で率先して赤信号を渡るのは度胸が要ります(爆)。 そして、勇気をだして一歩踏み出してはみたものの、 赤信号で渡るのが自分1人だったらどうです? …イタイですよね〜(苦笑) でも、自分の後に1人、2人、4人、10人…と 赤信号を渡る人がいれば、もう怖くないのです! 酷い例えかもしれませんが、なんとなく想像していただければ嬉しいです(汗)。 アンコールを率先して叫ぶ…やれるのであればそれに超したことは無いです。 が、万人にそれを求めるのは酷というモノ。 アンコールをしたいけど、自分からは叫べない…そんな人は、 誰かが叫んでから、それに続く。 何百人といる会場内なら、誰かが必ず叫んでくれます。 そのアンコールに便乗すれば、それで充分です。 それだけで、率先して叫んだ人はとても勇気づけらるはず。 「これも私には難しいっ!」…そんな人は、 隣の人がアンコールしたら、自分もちょっとやってみる。 小声でもいいです。 もしかしたら、さらに隣の人がアンコールをやってくれるかもしれません。 またその隣が…その隣が…いつの間にか大勢の人が… となると嬉しいですよね(笑)。 とにかく声を出すこと自体が恥ずかしい!! そんな内気な貴方は 拍手だけでもやって欲しい…っ!(切実) 敢えてここまでこだわります(笑) 何故なら、アンコールをする人はそれぞれの考えがあって叫ぶのでしょうが、その誰しもが 会場中のお客さんとの一体感を求めている…はず!(爆) だからです。 いや、別にアンケート集計やったわけではないのですが、 会場みんなでアンコールが揃ったときは、気持ちいいですし。 きっと全員でそろったアンコールが聞こえてきたら、メンバーも喜びますよ♪ |
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6.最後にお願いv さて。長々とアンコールについて語りましたが。 私は「率先してアンコールをやる派」と「誰かが叫んだら便乗する派」の中間あたりです。 ライブに行き始めの頃は「拍手派」止まりだったのに… やっぱりY氏の影響が大きいですね〜。(Y氏、読んでますか?) このページを読んで、ちょっとでもアンコールをしようと気になった方がいれば、すごく嬉しいです。 アンコールに関しては色々と解釈・考えがあるとおもいます。それこそ千差万別に。 是非みなさんの「アンコール観」を是非お聴かせ願いたいので、 これを読んで何かしら感想・反論・疑問等を抱いた方、 BBSに書き込みなどやっていただければ…と思います。 |
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