■wyse 雷魚(2002.11.30 渋谷公会堂)
ツアー雷魚・ラスト公演の渋谷公会堂でございます。wyseライブにおいて、ホールでワンマンというのは初めてなのです!おめでとう、wyse!ありがとう、wyse!当日券が売り出されていたところからすると、SOLD
OUTは無理だったみたいだけれど、東京の渋谷公会堂とくれば一つの節目のようなもの。これからもどんどんホールライブを展開して欲しいです。でも、次こそは出来れば一階席でお願いします…。そう、今回の私のチケット番号は2階席の上手側4列目…。ファンクラブ先行予約で2階席っすよ?まさかこんな、ファンクラブチケットで2階席が存在するだなんて想像すらしていなかったので、チケットが届いたその日は本当にショックでした(泣)。でも、実際に自分の席に座ってみると、一階席で言えばちょうど真中ぐらいの距離でしたし、とても見やすかったです。一階の後部座席よりは良い席だったかも。うん。そうやって自分に都合良い暗示を己自身にかけ、自己防衛本能発揮しまくりな私です(爆)。
さて、東京公演ではお馴染みの機材トラブルによって開場時間が約25分ほど遅れまして、それに伴い開演時間も押しましたが、それ以外は特にトラブルもなく、スムーズに進行しました。SEはアルバム「calm」の一曲目「〜trance
fusion〜」、セットリストは以下のとおり(のはず。もちろん順不同)。
imply/New others/都合の良いモラル/Plastic
Monkey/幻想と妄想の霧/体温とパルス
blue on blue/3 years later I …/With…/微笑むことから始めよう/心の隙間
you gotta be/edge/perfume/Secret Lip/ Time
Capsule/言葉を失くした僕と空を見上げる君
終わらない夜のマーメイド/Double/路地裏のルール/雷魚/bring
you my heart
アンコール1 Twinkle Stars/あの日の白い鳥
アンコール2 Miss t×××
本編の最初が「imply」で、それに流れるように続いて「New
others」、前半でプラモンがきて、ラストは雷魚、bring
you my heart。アンコールは上記の3曲…それ以外はちょっと記憶に…(汗)。アルバム「calm」の中で無かったのは「Rainy」と「理想」ですね。前者は金沢公演ではTOPでしたが、東京公演ではやらず、後者は金沢でもやらなかったです。変わりに、公演が終わった後のBGMに使われていましたね〜。なぜに「理想」はなかったのかしら? にしても、東京公演は曲数がずばぬけて多いです(汗)。やっぱり「初ホール」だからでしょうか…?あまりの多さに、月森氏もMCで「俺も覚えられない(笑)」と語っていましたが…貴方は曲数に関わらず、セットリストを覚えられないのは毎回のお決まりでしょうに(笑)。
最初のMCでは、東京公演ならでは?の「ただいまー!!」からです(笑)。
月森「ただいまー!」
会場「おかえりー!!」
月森「まぁ、他(の地方)から来ている人もたくさんいるでしょうから、『ただいま』と言われてもピンとこない人もいるかと思いますが」
会場「(笑)」
月森「本当は帰ってきたくなかったんですよ。いや!悪い意味ではなくて!東京が嫌いとかではなくてっ!!(汗)ツアーが終わっちゃうのが嫌で」
そうだね。いつもそう言ってるよね、月森氏。
月森「でも、これが最後のツアーになってしまいましたね」
会場「・・・!?(ザワザワ)」
つっきー…「最後のツアー」じゃなくて、「ツアーの最後」が正しい表現だぞ?(爆)
そんな思いが観客全員の心を支配しましたが、月森氏はそれに気付かないまま何事もなかったように話を進めます。
月森「最後の方になると、バテるんですよね。俺ももう年なんで……っあ!(ルイルイを見て)そんな事言ったら失礼か」
会場「(爆笑)」
HIRO「……(←無言で恐縮しているジェスチャー)」
月森「いや、あなたは俺と同じでしょう(笑)」
会場「(爆笑)」
言葉を発せずとも笑いはとれる。さすがはHIROです!!
さてさて、東京公演では王子・脱赤に関しての話題がチラリともありませんでした(汗)。脱赤から1ヶ月ぐらい経ってるしねぇ…メンバーにとってはすでに過去の遺物になっているのでしょう。で、脱赤よりも新鮮な話題・拓磨が髪の色を変えたという話がMC中にありました。一見なんの変哲もないのですが、ちょっと色を変えたようでして…。
拓磨「何色に見える?」
会場「金〜っ!!」
拓磨「(髪の色を)変えても金かい!!」(会場爆笑)←いや、本当に「金」としかいいようがなかったのですが…(笑)。
拓磨「前の(髪の色)は『外人色』やったん。で、今のは…プラチナv」(会場爆笑)
外人色という表現も曖昧なニュアンスですが(美容室でもこういうらしいです…)、その「プラチナ」も微妙ですよね(笑)
で、この話題にヨコりんが飛び入り参加。
ヨコ「俺がなぁ、『あれ?拓磨、髪染めたん?』って聞いたら、『うっさい黙れ調子に乗んなボケ』って返事された…」(会場爆笑)
「うっさい黙れ調子に乗んなボケ」。髪を染めたのかどうかを聞いただけでこの返事。流石は拓磨。
そのまま髪の話題はヨコりんにシフトしました。そう、ヨコりんの髪。アルバム「Calm」の写真を見れば、あのインパクト抜群のヘアスタイルに誰しもが度肝を抜かれたと思いますが、不思議なことに、ヨコりん宛のファンレターでは、髪について誰も触れていなかったらしいです(爆)。み、みんなやっぱり避けてるんだ、その話題に…(笑)。
あ、あと。どのあたりだったか忘れましたが、拓磨がお召し替えをしまして。黒のふわふわのセーター?から黒のタンクトップに変わりました。その真意についてここぞとばかりに喋りまくる拓磨(笑)。
拓磨「今回の衣装は2種類あってな。で、黒のふわふわのやつ、最初はマトモやったんやけど、今はもう穴だらけなんや」
月森「あぁ、洗濯とかで(笑)」(※元から穴だらけのデザインでしたが、どんどん穴が広がっていったらしいです)
拓磨「俺も年頃なんであれはどうかと…。それに、さっきスタッフと話してたんやけど、
あの衣装、乳首のところだけしっかりと穴開いてんねん」
会場「(爆笑)」
月森「あははははは!(爆笑)」
拓磨「さすがに2000人もの視線で乳首見られると凹むんで…」
乳首ネタで大盛り上がりの会場(爆)。そんな状況に月森氏は「(いつもは)こんなバンドじゃな〜いっ!!」と一生懸命弁明していました(笑)。ついでに、私が先日参戦した金沢公演でも、その黒のふわふわでして…私、密かに「拓磨って意外と大胆な衣装着るんだな〜」なんて思っていたなんてことは…ゲフゲフン。
MCもさることながら、歌の方もボリューム満点で、テンションも高くていい感じでしたよ〜v あまりにテンション上げすぎてなのかはわかりませんが、月森氏、歌詞間違えまくっていました(笑)。「心の隙間」では『会いたいと叫んでは泣いて』の部分を「愛情に縛られたままで〜♪」と歌っていましたし。まぁ、それは本当にささやかなミスなのですが…
問題は「言葉を失くした僕と空を見上げる君」。最後のサビの部分、本来ならば『また君を〜思い出して〜』と続くはずのところを「そっと〜そっと〜瞳を閉じ〜た〜♪」と一人で勝手に曲を終わらせてしまいまして(爆)。ヴォーカルは終われど演奏は続く、そんな状況の中、とっさに拓磨が反応!素早く自分の立ち位置に戻って歌を続けてくれて、そこでようやく自分の間違いに気付いた月森氏は思いっきりうなだれていました。いやはや、東京公演でここまで莫大なミスを見せてくれたのは久しぶりかも。そして月森氏が言った言葉が「細かいことは気にせず行こうぜ〜っ!!」。その一言で、気にするどころか一生思い出に残るであろうエピソードになりました。ありがとう、月森氏(笑)。
そんなこんなの東京公演、とても楽しかったですv 初のホールなので、「wyseのホールライブはどうなるか?!」と、ちょっぴり気になっていましたが、やっぱりwyseはどこで何をやろうとwyseですね(笑)。密かにこの日のライブが今年最後。次は5月に、また渋谷公会堂です。次こそSOLD
OUTするといいですねv
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