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〜音楽について〜
このゲームの曲、どれも良くできていると思います。
各場面でBGMとして流れるものも、なかなかしっかり状況がわかる。
歌詞がついているのは、オープニングの「陽のあたる橋」とエンディングの「映す 想い 過去」。
ここでは、「陽のあたる橋」について少し書いてみようかと。
(2000/11/01...2番の歌詞を追加)

(歌詞の引用、どうなんでしょう・・・駄目だったら、このページ閉めます)

オープニング

どこにでもいる弱いだけの
鏡に映る私のかお
どんな鏡なんでしょう
部屋の電気はつけず、窓から射し込んでくる光・・・「月の光」
水鏡というのもありかな


あたなたといれば あと少しだけ
強くなれるかもしれないね
「あと少しだけ」・・・この歌詞の中で一番好きなのがこの部分
一度に強くなる必要なんか無い
自分の中の何かを乗り越えて、少しだけ前に進めばいい


いつのまにか わたしのなかを
あなただけ満ちていく
新月がだんだん明るさを増すように、
静かにでも確実に満ちてくる想い
冷たそうに見える月の光・・・見つめていると心が温かくなるのはなぜ?


ふたりで見た月の光
いまでもそう覚えてる
月が天にある限り、あのときの気持ちを忘れない
満ちたり欠けたりしながら、決して消えることのない気持ち
私たちは、どこかで落としてきてしまったのか・・・




いつか過ごした 時の中に
大切な物 隠れている
忘れてしまったようで・・・
でも、何かの折りにふと思い出す暖かな記憶


こころの中に 今でもある
あなたがくれた やすらぎなの
歌詞のテーマそのものは普遍的な物だけれども、悠里や汐音では
「あなたがくれた やすらぎ」
という言葉にならないような気がする


忘れないよ かわらぬままに
しまって おきたいね
しまっておかなければならない想い?

知らないうちに 私とあなた
近づけているの

色褪せてる あのアルバム
懐かしい 時間の中で
アルバムが色褪せようとも、わたしとあなたを繋ぐこの想いだけは変わることなく
そしてこれからの二人の思い出も受け止めてくれる


優しい顔が 笑っているわ
わたしのそばで
二人だけの思い出たちを 抱きしめていたい


二番の歌詞を見て、まず思い浮かべたのは、
「沙祐璃さんの歌では無かろうか?」
ということ。

悠里の母親であることを隠さなければならない日々の中で...
何も形として残せない日々の中で...
悠里の笑顔、泣き顔がこころの安らぎだったのでは?

その思いは変わることなく沙祐璃さんの記憶に生き続けていく
そして悠里の記憶の中にいつまでも...

とまぁ考えたわけですが、「汐っちの歌だぁ!」と言われれば、うなずけるわけで。