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星界の紋章1〜3
星界の戦旗1〜2(続刊)
著者:森岡浩之
早川文庫 JA 547,552,555,573,603

人類が星々の世界に散ってからどのぐらいの時が経ったのでしょう。
惑星マーティンの惑星政府主席ロック・リンの息子、ジント・リンの人生は波乱に富んだものに一変する。
着陸歴172年第1季57日、惑星マーティン軌道上に係留された恒星間移民船<レイフ・エリクスン>が爆発した瞬間から。
「アーブによる人類帝国(アーブ帝国)」、青い髪を持ち、男女ともに美形の彼らは星間生活に適応するよう遺伝子に手を加えられた人類の末裔。
その貴族(スイーフ)の列に名を連ねることになった茶色い髪の地上人、リン・スューヌ=ロク・ハイド伯爵公子・ジント。
星界軍の翔士(ロダイル・士官)になるため帝都「ラクファカール」に向かうジントを迎えにきたのは巡察艦<ゴースロス>、そしてラフィール。
このときから、世界は大きく動き始める・・・まるで、二人の出会いを待っていたかのように。
アーブの世界、そして他の人類集団と戦いの渦中で、彼は何を見つめ、どんな道を選んでいくのか。

とりあえず、読んでみて下さい。
1巻の最初の方は少し取っつき辛いかもしれませんが、そこを過ぎればあとは一気に読みすすめられます。
久しぶりに、他のことをせず本を読む時間を過ごしてしまいました。

これがどうして「JA」なのだろうか?気分的にはSFでも良いと思うのですけれど。なにより、書店によってはJA系を入れないところもありますし・・・
などと書きましたが、管理人大間違い。
「JA」は、著者が日本人の場合の分類ですね。

2000年4月からの、星界の戦旗も無事終わりました。
一巻を余すところなく映像化されていて、13回毎回楽しませてもらいました。
艦隊戦も見事に表現されていて、圧倒されました。
放送途中で、バルケー王役の塩沢兼人さんが亡くなられました。名優の死に心が痛みます。
特別版として放映された「星界の断章」、ラフィールの遺伝子の提供者であるプラキア卿(レクシュ)のロマンス。レクシュファンにはたまらない、名作です!