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たび日記 北海道編


更新日:98年10月29日

雪のない北海道に、初めて行って来ました。
紅葉の名残と美味しい味覚を満喫してきました。

10/23 10/24 10/25

98.10.23朝一番のJASに乗り、一路帯広へ。 友達に迎えに来てもらって、帯広探検へレッツゴ〜〜
まずは、池田町の池田ワイン城へ。
ほかのワイナリーと違って、あまり商売っけが無いところがいい。
しかし、せっかく見晴らしが良いのに、横にある観覧車はいったい?

昼食は、「帯広といえば、これを食べなくっちゃ」というわけで・・・”ぱんちょうの豚丼
厚切りの豚肉を網の上で焼いてあるので、油も適度に落ちて「美味い」

午後は、然別湖まで足を伸ばすことに。
その途中で、「今ならまだサケの遡上が観られるかも」という言葉に引き寄せられ、十勝川でサケ探し
いました、いました。かなり弱っているものが多いですが、それでも川を上ろうとする。
その力強さは、唸らされるほどです。

然別湖に向かう道は、要所要所に展望台があるんですね。
然別湖は、山に囲まれた、重厚でとても落ち着く湖ですね。
「ほにゃ〜〜」としていると、あっという間に時間がたってしまいそう。
帰りがけに「この辺はキツネもシカも出て来るんだよ」などと言ったとたん、キタキツネと遭遇。
太くて綺麗なしっぽをした子がちょこちょこ。人慣れしているのね。
車から降りてみると、怖がりながらも少しずつよってくる。
無事に冬を乗り切ってね。

「これでエゾシカが出てくれば、・・あ、見つけた」
こちらは、親子でした。がけの上から、じーっとこちらの様子をうかがっています。
流石によってきませんね。

夕食は、魚介類中心の居酒屋へ。
焼きほっけ、カキフライ、つぶ貝、ホタテ、サンマの刺身、毛ガニ
カキフライは、甘くてほろ苦くてふくよかで、もうたまらないな。
ホタテも、貝柱の一筋ごとに歯ごたえがあり、「こんなの初めて!」。
今日のおすすめの毛ガニは、身が詰まっていて「今が食べ頃」
これで、一人3500円。
こんなのを食べてしまうと、東京では食べられなくなるなぁ。
帰ってから、どうしよう。

98.10.24帯広から一路札幌へ。
新型の振り子式汽車「スーパーおおぞら」を選びました。鉄道ファンではないけれど、ちょっと乗ってみたかったもので。
車掌さんのほかに、いろいろサービスをしてくれる女性が乗っているんですね。
JRも、いろいろなことを考えているんですね。

実は、今回「NifTerm 全国OFF」に参加するのがもう一つの目的でした。
集合場所には、「いるいる、怪しげな人々が」(自分も、端から見たら十分怪しいことを知らないらしい)

お昼ご飯は、各自のおなかに合わせて大通公園の芝の上。
ぼくは、「北の鮭寿司」という駅弁を買いました。
押し寿司の一種だと思いますが、酢飯の周りを肉厚の昆布で刳るんであります。
鮭も、酢飯もいい味ですが、それよりこの昆布が美味しい。
思わず、「おかわり!」と言いそうになりました。

旧本庁舎を観たり、クラーク像を観たりしたあと、一大リゾート地「キロロ」へ移動。
今日のお泊まりは、一番新しい「ホテルピアノ」です。
吹き抜けのエントランスに、ピアノの演奏がお出迎え。
リゾートホテルって、こうなっていたのね。初めて入ったは。
露天風呂もあります。とても気持ちのいいホテルでしたよ。

さて、各部屋に入ったあと一番最初にしたことは、ノートパソコンを取り出しNiftyの巡回。
しかも、全ての部屋で、複数の端末が動き出す。みんな本当に好きねぇ。

かぶり物いっぱいの一次会、LANケーブルが入り乱れた二次会。流石、NifTermのOFF。こうでなくっちゃね。

98.10.25みんなが起き出す前に、ちょいと散歩。
紅葉の名残を楽しみながら、写真を撮ってきました。緑に黄色に紅、やっぱりこの時期の変化って良いものですね。

朝食後小樽へ移動したところで、とりあえず解散。
楽しい時間は過ぎるのがはやいですね。うーん、名残惜しい。
でも、また次に会う楽しみが出来るから、良しとしなくっちゃ。

小樽の運河をぶらぶら散歩。
小樽運河の倉庫街は、レストランになることで生き残ったそうですね。
確かに、風情だけでは維持費を確保できませんからね。
昔の物を残す事って、日本では本当に難しいのですね。何とかなりませんかねぇ。

さて、札幌に戻り北大の植物園へ。
都会の中の原生林、時間お流れが緩やかで、とても居心地が良いですよ。
是非みなさんも立ち寄ってみてくださいね。 あまりのんびりしてしまって、千歳空港行きの汽車に乗り遅れるところでした。

楽しい二泊三日の旅でした。
今回も、いろいろな人に出会うことが出来ました。
楽しい思い出をありがとうございました。
みなさん、また会うときまでお互い元気に過ごしましょうね。