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たび日記 ニューヨーク編


更新日:98年 5月 5日

98年のゴールデンウィークは、ニューヨークに行くことになりました。
今回はどんな旅になりますやら。
出来れば毎日更新してみたいのですが、アメリカのアクセスポイント用意しなかっな・・・
まあ、とりあえずスタートです。

4/28 4/29 4/30 5/1
5/2 5/3 5/4 5/5
日付は、日本時間とアメリカ時間が入り混じっています。
日付変更線が入るとややこしくって"(^^ゞ ポリポリ..."

98. 4.28とりあえず、JAL8便にてニューヨークに出発します。
さて、そろそろ搭乗開始です。行って来ます〜〜

と、思ったのだが・・・、最初から凡ミスだ。
このページのファイルネームを全角でつけてアップしていたのね。
気が付いたのは、空の上。初歩的なミスをしたわたしを許して〜〜

さて、タクシー代多く払いすぎた、というのは置いておいて・・・
【H&H BAGLES】にてベーグルを買う。「サワードゥ」「全粒紛」「セサミ(胡麻)」$2.25 なり。
このモチモチ感が出ないんだよな。いろいろ食べて、味を覚えて帰らなくっちゃ。
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98. 4.29快晴
【INTREPID SE☆AIR☆SPACE MUSEUM】($10.00)
戦争や兵器そのものの是非は置いておくとして、「”機能美”というのは実在するな」とあらためて思う。
イントレピッドそのものも、展示されているトムキャットやブラックバードも、力を感じるとともにその美しさが印象的。

【CIRCLE LINE】The Great American Sightseeing Cruise,3hr.($22.00)
3時間かけて、マンハッタン島を一周する遊覧船。
日差しは暖かいけれど、風が強く結構寒い。
人種、文化の坩堝とはよく言ったものだ。

【CATS】($42.50)
とりあえず、メジャーなものだし、日本では観なかったし。
Long Run になるのがよく解る。視覚・聴覚、どちらもちゃんと楽しめる。
劇場そのものは小さいけれど、2階席まで使って縦横無尽に動き回る猫たちに、圧倒されっぱなし。
「日本でも観ておけば、見比べられたのに」と今更ながらに反省。
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98. 4.30くもり時々小雨
【The United Nations Headquarters】国連本部(館内ツアー$7.50)
館内ツアーは、必要に応じて20カ国語ぐらいで開催されます。
英語のツアーは15分おきぐらいに行われています。その他の言語のものは1回/日のようです。
会議が開催されていなければ、4会議場全て中にはいることが出来ます。
お金を払っただけのことはありました。国連に行かれる方は、是非参加してみて下さい。

【Macy's】
世界屈指の大型デパート。確かに、でかい。
慣れないと、どこに何があるやらさっぱり分からないでしょうね。
木製のエスカレーターがあったりして、歴史を感じさせます。

【The Empire State Building】(展望台 $6.00)
昇ってきました。まさに「おのぼりさん」状態です。
高くて気持ちよかったことは確かですが、「$6」が適正かどうかは???

【COACH】
革製品の老舗。ここのブリーフケースは、お気に入りです。
「良いな」と思うものはあるが、もう一歩踏み切れませんでした。
円安が悪いんだ〜〜(T_T)

【CARNEGIE HALL】($40.00)
ANNE-SOPHIE MUTTER(Violin)を、ちゃんとネクタイをしめて聞いてきました。
ベートーベンのピアノとヴァイオリンのためのソナタ「No.9」と「No.10」。
世界一のヴァイオリンを聞けるとは、思ってもみませんでした。
夾雑物のない、本当のヴァイオリンというのは始めて聞いたような気がします。
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98. 5. 1 くもりのち雨
【Solomon R.Guggenheim Museum】($12.00)
今回の展示は「中国:5000年(China:5000years)」。各方位に対応した守護神と色(東:青竜-青、南:朱雀-赤、西:白虎-白、北:玄武-黒)のモニュメントがあったり、水墨画、漢詩などかなり広範囲にわたった展示です。
でも、漢詩の英語訳って、意味は合っているけれどなにかちょっと違和感がありますね。

【National Academy of Design】($5.00)
絵画、彫刻、素描、習作・・・展示点数は決して多くありませんが、どれも足を止めさせる魅力を持っています。

【International Center of Photography(国際写真センター)】($5.00)
ロバート・キャパの実弟であるコーネル・キャパが設立した、報道写真を集めた美術館。
今回の企画展は、「Micha bar-Am:An Israeli Photobiography」。今年は、イスラエルの建国50周年に当たり、いろいろな形で取り上げられていますね。
いろいろな問題を含んだ地域ですから、その歴史を観ることで「正義とは、なにか?誰のためのものか?」を考えさせられます。
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98. 5. 2 晴れ
【チャイナ・タウン】
地下鉄の駅を降りると、そこは中国の匂いのする街。
本当に、香辛料の匂いが立ちこめているんですね。
屋台でも、北京ダックを売っているのには驚いた。
食材は安くて種類も豊富ですね。日本製品は、食材としても食器としても結構見かけます。
お昼時だったので、飲茶で休憩。

【ソーホー】
中華街からぶらぶら歩いて覗いてみました。
一番最初に立ち寄ったのが、古本屋。おもしろそうなお土産用の本を、3冊-$2で購入。
ギャラリーよりも、ブティック、寝具・家具屋の方が目立ちますね。 この地区も、お店の種類が変わってきてしまったようです。芸術家たちが気安く住むような街ではなくなってしまった、ということでしょうか?
グッゲンハイム美術館の別館や、メトロポリタンミュージアムのギフトショップなども見逃せませんね。

【Queens 72th】
インド人街と言っていいのかな?とにかく集まっています。
サリーと貴金属(特に金)のお店、インド料理のデリがひしめき合っています。
ここは、ターメリックなどの香辛料の匂いがします。

【WHEN PIGS FLY】
オフ・ブロードウェイのミュージカルで、HOWARD CRABTREET氏の原案です。
内容はコメディーになるのですが、その元には「○イ」があります。
そのおかげで、左耳にだけピアスをした人がいっぱい。(^^ゞ
話としては、その辺を気にしなくても充分楽しめます。

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98. 5. 3 雨のち晴れ
「BIKE NEW YORK」マンハッタン−ブロンクス−クイーンズ−ブルックリン−スタテン島をまわる、全行程42マイル(67キロ)の自転車ツアーです。
去年は風が強く、へとへとになったんですよね。日射しも強かったし。
今年は、小雨の中のスタートでしたが、ほどなく日が射してきました。風も日射しも強くなく、快適なサイクリングでした。
去年苦労した”Verrazano Narrows Bridge”も、まるで別のところを走っているように苦労知らず。久しぶりのサイクリング、楽しかった。
アクシデントは1つ。朝になって自転車の前輪がパンクしていることを発見。スタート地点にある修理場で、チューブを交換($3.00)。
これだけでした。
無事ツアーから帰ったときのビールが美味しいのよね〜。
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98. 5. 4
【MoMA】(The Museum of Modern Art,$9.00)
地下1階+地上4階+中庭を4時間ぐらいかけてゆっくり見学。
食器や家具といった身近なものから、ヘリコプターにF1、もちろん絵画や写真も含まれています。
全然理解できないものも結構ありますね。特に絵画を中心としたものは"(^^ゞ ポリポリ..."

【Tifany】
ギャラリー的な気分で観るのも悪くなかろう、ということで立ち寄りました。
銀製品、ガラス製品はすてきなものが多いですね。観ているだけで、楽しくなります。
それに引き換え、陶器のお皿などは、どうも今ひとつ「使いでが悪そう」で残念。
ネクタイの柄には、「カエル」「テントウムシ」などもありますが・・・ぼくとしては着用したくないな。

リンカーンセンターで、映画関係の有名人も招待されるイベントが行われていました。
ちょうど、招待客が到着し始めたので、TVの取材陣の後ろからちょいと見物。
有名人のほとんどは分かりませんでしたが、カーク・ダグラス氏を見ることが出来ました。
脳卒中の影響からか、足が不自由な様子でしたが、まだまだお元気そうでした。
旅先で、こういったことがあると、あらためて「来た甲斐があったな」と思います。

リンカーンセンターからの帰りに、お土産用のドライフルーツなどを買い込む。
無花果、杏、りんご、ミックス、等々。豆料理用の「豆+ハーブ」のセットも何種類か調達。
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98. 5. 5
では、日本に、現実世界に帰るとしますか。
今年も充実した旅行になりました。

タクシーをひろって、J・F・K空港へ。
タクシーの運転手さんは、カソリック教徒でした。ゆっくり丁寧な発音でしゃべって下さったおかげで、会話を楽しむことが出来ました。
「この腕時計を手に入れるために、今の人はすぐにわたしを殺そうとする。働けば、簡単に手に入れられるのに。・・・」
「核兵器についてはどう思う?」など、アメリカという国を印象づけられる時間を過ごしました。

JAL007便は、使用機の到着が遅れ1時間50分遅れの出発。さて、どうやって時差ボケを修正しようかな。たぶん、機内では寝ない→日本で爆睡、というパターンが一番いいとは思う。

時間を割いていろいろつき合ってくれた、姉様に感謝。
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