在校生のみなさんへ(高校生の礼儀心得) |
学校生活や地域社会の中でほめられたり認められたりする体験、学校行事等でクラスの仲間や友だちと心が一つになるような連帯感が味わえる体験、何かの課題に一生懸命に取り組んで「できた!」という声を思わずあげてしまうような感激の体験、人の役に立てたという満足感を味わえる体験、読書や音楽等への没頭体験等も喜びの体験となる。 そして、唯一無二の存在である自分自身が限りある命を生きていることで、様々な喜びの体験や他者と共に支え合って生きていることへの感謝の気持ち等が、生きることの喜びをより深め学校生活を価値あるものにしていきます、我々PTAは小さな力ですがみなさんが一歩踏みだそうとする時、肩を少し押してあげられるようなPTAをめざしています。 潮来高校在校生の皆さん素晴らしい友人と出会い夢や希望に向かって頑張ってください。 |
在校生のみなさん、「正義」とは何でしょう。考えたことありますか。ちゃんとわかっていますか。私は「正義」には「社会的正義」と「こころの正義」があると考えています。私は、この「こころの正義」を「良心」と呼んでいます。この「こころの正義」が、今私たちの社会でとても粗末にされていると考えています。なぜ、車の中で携帯電話を使わないのか。それは法律で禁止され、罰せられるから。「社会的正義」に反するから。そうなのでしょうか。本当は携帯電話を使いながら運転すれば、意識が運転に集中せず、事故を起こし、人の命や財産を奪うことになるから、それは、自分の「こころの正義」に反するからなのではないですか。
なぜ、いじめをしないのか、怒られるからではなくて、そのいじめが、他人のこころや人生に大きな傷を残す悪い行為だからなのではないですか。なぜ、学校に行かなくてはならないのでしょう。それは、義務だから決まりだから。違いませんか。学校に行き、多くのことを学ぶことが、君たちの人生どころか、ほかの人の人生まで幸せにします、いろいろな知識や力を君たちに学ばせてくれるからなのではないですか。 「水谷 修先生のエッセー」より
他人のさまざまな声や、社会の決まりに、ただ従い左右されて生きるのではなく、君たちの中に必ずある、この「こころの正義」「良心」の声を聞いてみませんか。みなさんなら、それが出来るはずです。あなたの高校生活が、ずっとあなたを支える大切な記憶になりますように。
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