−まいまざー・V系バンド奮闘記-

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■その1■ 2001年7月下旬



 母を車に乗せて食料品の買い出しへ出かけていた時。
いつも私はCDをかけながら運転するのですが、その日はwyseの「With…」をかけて走っていました。
しばらく何も言わずにじっと曲を聴いていた母は、6曲目(With…)を聴いて一言。



母「ジャンヌダルクって、ロックじゃなかったの?」



…ジャンヌはロックだけれど、これはwyseっすよ?母上…。









■その2■ 2001年7月下旬(2)


 やはり母を車に乗せているとき、「その1」と同じくWith…が流れているときに母が一言。


母「これが東京で買ってきたっていう新しいCD?」




…東京で買ってきたのはジャンヌの「seed」であって、
これは貴方が前聴いていたwyseの曲っす(泣)。



いつになったらwyseを覚えてくれるのであろうか…。









■その3■ 2001年8月上旬


 今度はwyseの「PERFECT JUICE」のボーナストラック「LaLaLa(仮)」を聴いて母は一言。



母「これって、『ガンダーラ・ガンダーラ』って歌ってるの?」



違うわ!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん心の中で絶叫。



私「違うよ!『ららら』って歌ってるの!!ちゃんと聴いてみてよ、ほら!」

・・・・・・・・・ららら〜ららら〜ららら〜ららら〜♪・・・・・・・・・








やば、私まで『ガンダーラ』って聞こえてきた(=◇=;)⊃





■その4■ 2001年8月中旬


 久しぶりにジャンヌのCDをかけていた時、母が一言。

「これはジャンヌよね。」


なんだ。解ってるではないか。
母曰く、ジャンヌのyasuはちょっと声が甲高いから解りやすいとこのと。




…では何故



wyseを聴いてジャンヌと言う?




謎だ。





■その5■ 2001年8月下旬


 焼いたばかりのCD−Rチェックを兼ねて、ジュラシックのCDをかけていて、
ちょうどZEROが流れていた時に母が一言。


母「これは誰?」
私「ジュラシック」

母「何だかT○レボ○ュー○ョンに似てない?」


…それはきっと、声ではなく曲(サビ)が似ているだけだろう…。


まぁ、私も初めてこの曲を聴いたときは、
西○くん素肌にジャケットを羽織り虎柄のネクタイをグルグルと元気良く振り回している姿を脳裏に思い浮かべたものさ。ふっ。





■その6■ 2001年8月下旬(2)


その5と同じジュラシックのCDを流していた時に母が一言。

母「これはジャンヌ?」





だから何でそうなるん?
とりあえずジャンヌだと言えば良いと思っているのか?


私「いや、違うけど…(汗)」
母「じゃぁwyse?」



その「じゃぁ」って何よ、「じゃぁ」って!!!!!!!!!!!!!!!!


しかも思いっきり間違ってるし。
やっぱり解っているようで解っていなかったんだわ…。(その4参照)





■その7■ 2001年9月2日



 家でのほほんと会話をしているときに、何気に発した母の一言。






母「車で聴く曲、3つぐらいあるけれど、どれも歌上手いわよね」





3つ…。
ジャンヌとwyseとジュラシックの事らしい。

そうか、そうか。一応歌唱力はあると認識していたようだ。





■その8■ 2001年9月3日


 机の上に置いてあった「FOOL'S MATE」の10月号を、何故か母が読んでいた。おそらくはTAKUIのページがあるかどうかをチェックしていたのだと思うけれど、残念ながら10月号にはTAKUIが載っていなかったために、代わりにwyseのページを読むように促した。
そして写真を見て一言。



「なんだか、(メンバー)みんな同じ顔に見えるわ〜



アメリカ人が中国人を見たかのような言いぐさだ(泣)。




私「それはきっと写真の所為だよ。こっちの写真を見てみなさい」 と言って、手元にあった別のwyse集合写真の切り抜きを見せた。


私「ホラ、今度はみんな別々に見えるでしょ?」
母「でも、雑誌の写真と、こっちの切り抜き、顔が一致しないわ」
私「じゃぁ雑誌のこの人(HIRO)は、切り抜き写真ではどれだと思う?」
母「う〜ん…この人?」

と指したのは、オレンジ色の髪の人。解っているではないか(笑)。


私「そうそう!じゃぁ、雑誌のこの人(MORI)は?」
母「う〜ん・・・・・・・・・」



たっぷり・じっくり・ゆっくりと雑誌・切り抜き写真を交互に眺めたあと

母「この人?」


と指したのは、













ブルーじゃなくなったアイツ(爆)












…母の目は節穴でした。






■その9 2001年9月5日(1)

またもや車の中でWith…が流れているとき。本気で真面目にじっくりと聴き、
ようやく悟りを開いたかのように、自信たっぷりに…



「わかった!…これはyasu!!




…何がわかったと言うのですか、母上…(泣)


ジャンヌはボーカルの名前も覚えていると言うのに、
wyseは一向に覚える気配すらないんですね…



私「自信たっぷりに間違えないでよ…(涙)」
母「え?違うの?じゃぁこれは誰?」
私「誰だと思う?」
母「ジュラシックではないのは解るから、残り一つのwyseね」






消去法かい。






ずいぶんと酷い扱いをしてくれるではないか…





■その10■ 2001年9月5日(2)

もういちどWithをじっくりと聴かせてみる。



♪声が〜震〜え〜て〜るのは〜〜〜(ビブラート)
♪悲しい〜から〜とかじゃ〜なくて〜〜〜(ビブラート)




母「こういうところが似ているのよね…」






違う!!!!!!!!!それは絶対に違う!!!!!!!!!!!!!!





目の場合は「ふし穴」と言うが、
耳の場合は何と言えばいいのだろうか…。





■その11■ 2001年9月5日(3)

wyseはバックコーラス(拓磨)がいることを解って欲しいが為に、「sweet rain」を流す。


♪その日は全てが〜上手くいきそうな気がして〜♪(月森氏)
♪僕が〜電話しないでいると〜君は〜(拓磨)


母「あぁ、今ボーカルが変わったのがあからさまに解ったわ」

そうか、あからさまに解ってくれたか。





母「じゃぁやっぱりwyseとyasuは似ているのよ!





だから、どうしてそこに行き着く?



曰く、拓磨と月森氏の違いはちゃんと解る。
つまり、自分はボーカルの声を聞き分けることが出来る。
聞き分けることが出来る自分が、yasuと月森氏の違いを認識できないのは
その二人の声が似ているからだ、という考えらしい。



理論的に正しく聞こえるが、
母の「ふし耳」っぷりを見せつけられた後では
説得力を感じられません。









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