点検や修理に必要な
                 電気用語をまとめると・・・・

 
    家庭でも電気を扱うとき、まず基本になるのが、アンペア・ボルト・ワット・周波数の四つの言葉を皆さんは知ってますね。
 これらは、電気製品のカタログや解説書・銘板に記されています。テレビ・レンジ・洗濯機等の背中等には、シールや金属板等でメーカー名、型式、消費電力、電圧、周波数等が表示されているのを見たことがあるはずです。

 アンペアっていうのは、電流の単位でAと表されています。電線のなかにどれ位電気が流れているかを示します。次に、ボルト。これは、電圧の単位でVです。電流を押し出す力を意味します。そして、ワット。ワットは電力の単位で、一定の時間に電気のする仕事でWで示します。最後に、周波数。一秒間に何回の波の振動があるかを表し、単位はHz(ヘルツ)。これは、交流の振動回数で、静岡県の富士川を境に東が50Hz西が60Hzです。(新潟県と長野県の一部には50Hzと60Hzの混在地区)

アンペア・ボルト・ワットは、中学生のとき理科で習った、あのオームの法則の・・・・思い出しました?
ワット数=電流の値 × 電圧の値・・・・・・でしたよね。因みに、抵抗はオーム(Ω)でした。

この関係式を利用すれば、どれだけの電気器具をつかえるかが計算できます。たとえば、100ボルト30アンペアの契約をしている家庭をみてみます。この家庭のワット数=30A × 100V =3000Wなので、トータル3000Wの電気器具が同時につかえるということです。すると、たとえば、1000Wのエアコンと100Wの照明器具、150Wのテレビとパソコン一台づつ、800Wのトースター、そして、800Wの電気カーペットが同時につかえます。

許容量を超えた電気器具の設置は危険です。ブレーカーなどの安全装置が正常に働かなければ火災を起こす危険があるからです。

 

 


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