Q&A 効率編: 「電気を上手く使う」  

〜電気代〜

電気は便利なエネルギーです。便利に使った分だけ電気代が掛かります。

これは、電気を流そうとする力(電圧)と流れている電気の量(電流)の積で、電気のしごとの大きさを表すのです。 そして、この電力を何時間使ったか(電力量)、つまり「どれだけ役に立っているか」に比例して「電気料金」が計算されるのです。

 整理すると、
  電力(W=ワット)=電圧(V=ボルト)×電流(A=アンペア)×力率
  電力量(Wh=ワット時)=電力(W)×時間(h=時間)
 となります。

電力会社(東京電力など)から購入する電力の単位は、「電力量(Wh=ワット時)」となります。この単価は、使用量により3段階に分けられています。それと最大でどれくらい使用するかで「契約容量」が決められ、それに応じた基本料金が掛かります。

また、深夜電力の利用などコスト面で有利なことや業務用で使用する場合などの詳細は、電力会社の資料またはWEBサイトなどをご覧下さい。

 

 

〜節電〜

「現代の暮らしは、電気で成り立っている」、「電気を買うことは、便利を買うこと」とは納得しても、やはり電気代は少しでも少ないほうが良いものです。

では一般的に、日々の暮らしの中で、電気の節約「節電」はどのようにすれば良いのでしょうか。 また節約と言っても、せっかく手にした便利さは、失いたくないものです。

そこで「節電」のひとつの手段として、電気代の節約を考えてみましょう。電気代は異本的に、電気を多く使うほど、また同時にいろいろなものを使ったりと便利さが増すほど、多く掛かるようになっています。

そこで、
 @同時に使う必要のないものを整理して、契約容量を下げる。
 A捨てている電気、即ち不要な照明・空調・テレビ・カーペットなどや、家電製品の待機電力などを止める。
 B電気製品の「無駄な無理」即ち、埃の詰まったままの掃除機・冷蔵庫の開けっ放し・詰め込みすぎの洗濯機など、無駄な電力が長時間消費されることは避ける。
など、出来ることから始めてみては如何でしょうか。

個人が、節電しながら効率よく電力を使用することは生活防衛であるとともに、環境の保全にもつながります。

 

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