身の回りの現象や電気製品から学ぶ”
なるほど電気学!?”
数学が嫌いだったあなたのための電気雑学講座
「 電 気 をつかうのに、理 屈 なんかいらんでしょ」
「 理 屈 じゃなくって”常 識 ”は必要だと思いますよ」
「電気製品をつかうときには、使用説明書を読めばいいし・・・・」
「そりゃ〜アマイ!どんどん新しいものが生み出される時代なんですよ。それらをつかいこなすには、”常識”は身につけてないとね」
「そう言われれば、そーかなァ・・・・・」
「第一ね、ちょとした修理にいちいち 電 気 屋さんを呼ぶのも大袈裟だし、電気のことを子供に質問されて答えられなければ、父親ならばおやじの権 威 失 落ですよ」
「それこそ 大 袈 裟 じゃないですか・・・でも、あんまりオモシロイものじゃないでしょ??」
「いやいや、 電 気 ってのもわかってくればオモシロイんです、これが!」
現代のわたしたちの生活って、電気のおかげで昔とは比較にならないほど高度で便利なものになってます。電気をつかっているものは身の回りをざっと見ても沢山ありますよね。
ところで、電気の恩恵を受けてるのは、わたしたちの祖先が過去にずーっとあっても、ここ三代か四代に過ぎない!といったらビックリしますよね。その前の世代は江戸時代に住んでいて、江戸時代の人々は、まだ電気などというものは知らず、平 賀 源 内っていう人が電気に関する「エレキテル」っていう本を書いてはいたのですが、電気とは無縁の生活を送っていました。
もし、あなたが江戸時代そのままの生活を体験するとしたら、何日ぐらい続けられるか想像できます?おそらく、せいぜい一日二日がいいところでしょう。現代の高度な電化生活を享受しているわたしたちには、大変にありがたい時代に生まれてきたということが言えます。
しかしながら、電気をつかっていることと電気を理解することは別問題です。電気は目に見えないものですし、むつかしくてとっつきにくいものです。そして何よりも”危険”だと一般に思われています。
わたしもそーでした。
普段、スイッチひとつで済ましている身近な電気のことをできるだけ解り易く表現してみます。 |