不定愁訴症候群

病名・症状名 治癒 改善 不明 不変 総数
不定愁訴症候群 0 99 28 1 128
  胃腸症状 13 36 14 3 66
  胃弱症候群 0 9 4 0 13
便秘 4 5 3 1 13
下痢 1 6 3 0 10
食欲不振 2 3 0 2 7
嘔気・嘔吐 3 2 0 0 5
腹痛 2 9 1 0 12
腹満 0 5 1 0 6
胸焼け 0 2 0 0 2
痔疾 4 1 2 0 7
排尿障害 0 10 0 1 11
冷え性 8 29 16 2 55
不眠症 6 3 2 4 15
咳き 9 13 10 3 35
  気管支喘息 8 9 8 2 27
めまい・立ち眩み・ふらつき 2 3 1 1 7
皮膚症状 2 3 3 0 8

全身に巡っている経絡上のツボを使って身体のバランスを整える東洋医学的鍼灸術では、総ての症状が診察の対象となります。ですから多くの症状が同時、あるいは前後して出現していても診察の妨げにはならず、むしろ身体の全体像を捕らえるのに重要な手掛かりとなりますので、遠慮なく申し出て下さい。しかし患者さんの訴える症状の総てを鍼灸で治す事は出来ない事もあり、医師の診察を受けて頂かなければならない場合もありますので以下のような方針で臨んでいます。

  1. 一定の期間鍼灸治療をしても治らないか、初診時の診察で西洋医学の病名を明らかにすべきと判断した場合は、どのような専門医にかかるべきかをアドバイスします。どちらの場合でも病名判明後に鍼灸治療を再開する事もできますので、悲観しないで下さい。
  2. 専門医でも病名が判らない時は、とりあえず鍼灸治療で現在の苦痛を緩和する事に全力を尽くします。それでも治らない時は病院を変えてみるのも一つの方法かと思います。
  3. 専門医の診察で病名が判り、治療を受けても治らないか効果が不十分な時は、鍼灸治療を併用する事をお勧めします。病名によっては、鍼灸単独で健康保険の取り扱いが可能な場合があります。この時は一定の書式に基づく医師の診断書が必要ですので、当院にご相談下さい。

長期間当院をご利用頂きますと、過去の診療記録に基づき全身の状態を把握しておりますので、より早く的確なアドバイスが出来、無理や無駄のない治療が行えます。いずれにしても、お医者さんの診療を受けている方は、そこで言われている事柄を教えて頂きたいし、鍼灸と併用してお医者さんにかかる時も、主治医の先生に鍼灸の事をなるべく報告して頂きたいと思います。鍼灸では、たくさんの症状を同時に治療する事が多く、以下具体的な症状をあげて紹介します。


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